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#2「社会は厳しい」が口癖の先生

元教師として現場経験を思い出した時、同僚としても違和感しか覚えない教師の言葉がたくさんありました。
その代表的なものが、これ。

「社会に出たらもっと厳しいんだぞ!」


いや、
そんなん人によるでしょう。
コミュニティによるでしょう。

もちろん厳しいことも多いとは思いますが、
コレを一言め二言めに言っちゃうような(多用するような)教師は、
曖昧な「社会らしきもの」を自分の狭い価値観で想像して作り上げてるだけで、具体性がないことがほとんどだと思います。

そして、その言葉を言えば子供が黙ると思っている。
自分より幼いから、社会(だと信じている場所)のことは自分の方が知っている(気がしている)から、
それさえ言い放ってしまえば子供はもう言い返せないと思っている。

思考停止かつ幼稚な言語力と想像力の賜物です。

仮に厳しいとして、じゃあ今何をすべきかもっと具体的かつ明確に言ってくれないと。
そんな言語力で自分は社会に通用してると思ってる感覚も結構キビシーですよ。

恐らく、具体的かつ明確な言葉で指導できる人は、教育者として「社会」なんて曖昧な言葉は使いません。
ましてこの価値観が多様化しすぎて曖昧さすら容認されやすくなった現代ならば尚更。

だからその言葉を使う教師こそ、
厳しい社会とやらに対応できてなくて、
自分に言い聞かせるように言い放っている
のかもしれませんね。

もしくは、その裏に理不尽な欲求が隠れているケースも多いです。

社会に出たらこんなもんじゃないぞ!(だから大人しく従え)
…みたいな。


社会人となったとき、人それぞれその場で必要なことを各々のペースで学んでいくはず。
その教師の理不尽を受け入れるために、今ムリヤリ社会を知る必要なんてないんですよ。
むしろ、はじめからなんにでも対応できる子だったら、なんでもできてなんでも知ってる子だったら、教師は職失うでしょ?
子供の無知で未熟なところに、教師こそ感謝しなきゃいけないんですよ。

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元教師カウンセラー🎈アイサ
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