妊娠・出産を2回経験して思うこと②
こんにちは。のんちゃんです😊前回の続きをお話します。
デリケートな、でもとっても大切な『いのち』のお話です。
私の実体験や失敗談を、主観を元にありのまま書いています。
もし読んでくださっている、みなさまの中で苦しい思いを感じた方は
そーっと離れてくださいね。
はじめての出産
はじめての妊娠では、本当にいろいろな事がありすぎて。
てんやわんやで心底不安な毎日だったのですが、やっぱり初めての出産は
里帰りしたい!!と思い、地元の大阪へ。
私は会社員なので、会社の制度として産前・産後休業や育児休業の取得が出来る環境でした。いまのご時世では、女性のキャリア支援の一環として取り入れている企業も増えてきたのではないでしょうか。
そういう「福利厚生」面から自社の星野リゾートをみれば、とても恵まれた環境にいるんだと思います。
ですが残念なことに、当時の私は休職に入るまでのスケジュール調整や業務調整について上司と上手く話すことができず、
上司から「早く休んだ方が良いのでは」というお言葉と
自分の体調を考えた末に産前休業の開始予定日より約3か月早く自主休職という形でお休みに入ることとなりました。
妊娠後期といわれる8か月頃~以降は、赤ちゃんがぐーんと大きく育ってきます。お腹が大きくなると、身体のバランスを取ることが難しくなったり
思うように身体を動かしづらくなります。歩くことさえ、妊娠前よりもかなりゆっくりとしたペースでないと進めません。しかも、すぐに息切れしてしまうので何度も立ち止まっては休んで…の繰り返し。
私にとっては、身体の自由が利く内に里帰りを済ませたくて。
また八ヶ岳の冬を恐れていたので積雪に遭う前にどうしても帰りたくて。
(実は鈍くさいところがあって。過去、雪の翌日に社員寮の外付け階段が凍っていてウッカリ足を滑らせて落下してしまい、肩を脱臼した経験アリ。)
妊婦だし、足を滑らせて転ぶなんて怖すぎる。
赤ちゃんのいのちを宿して生活をする重圧は、正直めちゃくちゃプレッシャー。
※妊婦さんは、身体への負荷や衝撃を受けてしまうと赤ちゃんに悪影響が生じる可能性があります。つい身体を庇おうと身構えることも、腹部に力が入ってしまっては赤ちゃんのいる子宮を圧迫してしまうかもしれません。
腹部の圧迫や激しい運動は流産のリスクが高いので、妊婦さんは控えるように指導を受けたり行動に注意をしています。
☆もしお腹の張りが出てきたり、出血があるときは、すぐに主治医へ連絡し指示を仰いでくださいね。
私の場合、見た目ではあまり妊婦だと見えない様で
冬のモフモフしたセーターやダウンを来ていると尚のこと。
だから「マタニティマーク」はあえて身に着けずに普通の人を装って生活していました。母子手帳と一緒に、ケースに入れて持ち歩いてはいたけど。
↓↓↓ マタニティマーク ↓↓↓
木製は、メッセージを書けるので記念になります♪
私も思い出の記念品として、おうちに飾っています。
出産前はママ・パパの赤ちゃんへの想いなど、
出産後はお名前や誕生日、体重など。
でも世の中いろんな人がいるらしく、妊婦だと分かるとイタズラをされる事があるとか。電車のホームや階段で後ろから押されたり、等。
妊婦側とすれば、大事ないのちだからイタズラじゃ済まないし。
そしたら何故か、出歩く方が悪いとか妊婦様とかネット界隈で言われてたり。(恐くて不安で、ネット検索魔でした。検索すると悪い事ばかり出てくる。絶対見ちゃダメ!いいことない。)
もう全部、ほんと、そういう人の嫌なことを見たり感じることにウンザリしていたので、私なりの対策としてマタニティマークは使用しませんでした。
幸い、私がとげとげオーラを全開に放っていたからなのか (笑)
イタズラに遭わずに済んだのですが、本来マタニティマークは
急な体調の変化や事故に遭った場合など緊急時に周囲の人へ知らせる為のツールなんだけど。救急隊の方とか、医療関係の人が適切な措置を一刻も早く対応できるように。もちろん、家族への連絡も。
状況によっては、1分1秒が命取りになってしまう世界。
せっかく素敵なツールがあるから、本来の目的で利用できる世の中だったら
温かい気持ちで溢れるのになあ。
私の目線はどうしても妊婦目線だから、苦しい気持ちを抱えていて
たとえば妊婦さんを見たくないっていう心境があまり想像できなくて。
でも人間だから、みんな1人1人抱えて闘っているんだろうなって。
自分が苦しいときは、幸せそうな(幸せに見える)人が疎ましく感じる瞬間がもしかしたらあるのかもしれない。でも、その人が本当に幸せなのかどうか、それはその人じゃないと分からないことで。実は不安や悩みで苦しんでいるのかもしれない。
「幸せそうに見える」というのは、あくまでも見てる側の解釈(思い込み)に過ぎないから、不確かなことでだれかを傷つけるようなことは踏みとどまれたらいいのに。
とまあ、大阪に帰っても、満員電車とか大阪のスピードに揉まれて
通院だけでも大変で大変で。まあ座られへん。
※山梨は車社会なので、電車は学生の通学時間を避ければ普通に座れます。
身体を支えたくて掴まれるところとか、角に行きたくても場所がない(笑)
扉付近は、めちゃくちゃ押されるし潰されるから絶対あかん。
産気づいたら電車は使われへんなあー、家族だれも家おらんかったら
タクシー呼ぶしかないなあー。
そんなこと思って、事前に地元のタクシー会社に問い合わせしてみたら
びっくり断られて。(笑)
東京とか大阪とか、都市圏は『マタニティー(妊婦)タクシー』っていう
神サービスが最近、利用できる地域が増えていて。
だから、まあ大阪やし何とかなるやろ思うてたら断られたからほんまびっくり。のんちゃん地元がサービス範囲外の地域やったらしく。
しかも家から病院まで約30~40分くらい?距離があるから、それも要因で。
普通のタクシー呼ぶしか、思うても、タクシードライバーさんは妊婦を乗せるのはめちゃくちゃ怖いみたいで断られて。
確かに、車内で破水したり何かあったら対応しきれへんから予めお断りしてはるっていう。
なので皆様、自分の地域や病院のエリアでタクシー使えるかどうかは
絶対に早めに確認しておいてくださいね!!
私は結局、初期の前駆陣痛は夜中に来て。すぐ治まったから朝まで寝てたら、痛みで起きて。(笑) 這いながら布団から出たものの、この痛みが陣痛かどうかも分からず。すこし様子を見ることになって、自分の父親を仕事に見送ったら何かめちゃくちゃ痛みが強くなって間隔が短くなってきて。
ほんまタイミング悪いなあ思いながら、昼頃まで我慢したけど、
やっぱり痛いから15分間隔くらいで病院に連絡したら「入院準備してすぐ来てください」と。
母親は無免許なので、当時はまだ運転していた祖父ちゃんに電話して病院まで送迎してもらって診察→入院することに。
病室に案内してもらったのが夕方4時くらい。
でも陣痛の痛みが弱くなってしまって、一時帰宅を勧められてしまい
意地でも帰りたくないから1晩置いてもらえるよう看護師さんと先生にお願いして。
もし言われるがまま一時帰宅してしまったら、産気づいたときに車を出してもらえる人がいなくて。唯一免許持ってる父親が何時に帰宅するか分からないのと、高齢者の祖父ちゃんを夜遅くに呼び出すのは気が引けたし、
というか絶対お酒のんどるから無理(笑)
就寝時間は21時だったか22時だったか、まあそれくらいで。
寝よう思ったら痛みがめっっっちゃ強くなって、今までの比じゃなくて。
ナースコールしたら陣痛室へ通してくれたので、旦那に連絡するも未読。
そこから痛みとの闘いで、悶えてたらいつの間にか0時過ぎてて。
でもその日、私の他にもう一人産気づいた妊婦さんがいてその方が先に分娩室へ入られたので私は順番待ちをすることに。
もうガンガン痛くて、何回もナースコール押してんのに当直ナースさんは
対応が雑すぎて腹立って (笑)
痛い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言うてるのに、「はいはい」みたいな。
痛み逃しに背中をさすってくれる人もおらず、せめて温めるあずきカイロを頼んでも反応がイマイチで。
まじ許さん、って心の中で独り痛みと闘ってたら、ようやく先生が来てくれて。内診したら子宮口全開 (笑)(笑)(笑)
その当直ナースさんは、なんでかびっくりしてて。
ほらみろーーーーーーー!!!!!と叫びたかったけど、そんな余裕なく。
分娩室に移されて、そこから20分。
おぎゃあ、おぎゃあ。
真っ赤になって泣く娘にホッとして、カンガルーケアして写真撮ってもらって。
※カンガルーケア:出産直後に赤ちゃんをママが抱っこして親子の絆を深め、赤ちゃんの健康をサポートするケアのこと。
撮ってもらった写真を旦那に送って報告するも、まったく既読にならず。
そもそも夜のメッセージも未読のままで。
後から聞いたら、いつもより早く布団に入りぐっっっすり寝入っていたらしい。人の気も知らず、。
当初、陣痛の痛みが怖くて「無痛分娩」を希望していたものの、産気づいたのが夜間だった為に麻酔課の先生不在で出来なくて自然分娩で産むことに。
結果的には、本陣痛~出産までは約5時間30分で、ご安産だったので本当に良かったです。
※無痛分娩は、病院によっても方針は様々なので
「そもそも対応しているか・対応時間が限られているのか」など予め主治医の先生に説明を受けてから出産する病院を決めると理想のバースプランを立てやすいです。
安産とはいえ、全身の力は入らないし歩けないし全身筋肉痛だし
リアルに交通事故に遭ったみたいな感じで出産直後は寝たきり。
でも脳は興奮状態だから休んでって言われても全然寝れなくて。
出産から3時間後に、フッと突然意識が飛ぶまで、ずっとスマホで家族に連絡したり会社に連絡用のメールを作成して送信予約したりしてました(笑)
意識が飛んでから、起きたら午後になっていて。
ようやく病室へ戻ったのも束の間、すぐに赤ちゃんと面会して。
歩けないから車いすに乗せられて運ばれてました。
私のベビーは、私の病気(膠原病)の影響がないか検査が必要だったので[GCU]へ入りまして経過観察していました。
そのため母子同室にはならなくて、2時間おきくらいにGCUへ通い退院までの1週間お世話をして過ごしました。
夜間は赤ちゃんを預かってくれていたので、夜は眠れたものの
日中は赤ちゃんのお世話で手いっぱいで他のことをする余裕はありませんでした。
※病院の方針で、母乳&ミルクの混合育児だったので夜間の預かりはスムーズに引き受けてくれました。ママさんの意向で母乳育児が良いとか、ミルクや混合が良いんだけど病院側の意向で母乳育児を推奨している等、様々なのでこちらも予め確認しておくと良いかもしれません。
産科病棟の看護師さんと面談したい旨を伝えれば、ほぼ問題なく対応してくれると思いますし、地域の妊婦さん・ママさん交流会などに参加して出産予定の病院で赤ちゃんを実際に出産された方からお話を伺うのもよいと思います。
最後に
私の場合は、膠原病の影響によりイレギュラーの多い中ではじめての出産を経験しました。ママも赤ちゃんも健康であれば、入院期間は4日前後が普通だと思います。また出産翌日より母子同室になる病院が多いと思います。
いずれにしても、出産直後の自分がどのように赤ちゃんと過ごしたいのか、考えておくと気持ち面でも安心ですし、病院側とのミスマッチも少なくて済むかなあと思います。
情報は生ものなので、やっぱり自分と近い予定日のママさんやちょっと先輩ママさんから情報収集していると経験上、参考になることが沢山でした。
地域のパパ・ママ学級には、早く里帰りした関係で参加できませんでしたが
出産前からそういうコミュニティには参加しておくと良いなと思います。
育児についてはオンラインでも教えてもらえたりしますが、地域のつながりはリアルでないと難しいのかもしれないなと。
私自身、気疲れしてしまうこともあるので、たまーに行くくらいが丁度イイのかも。
長い長ーいお話を、最後までご一読くださりありがとうございました!
入院バッグや持ち物については、本記事内では書けなかったので
次回の投稿へ持ち越しいたします。
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