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育児 便利グッズと心の治安

 娘が生まれてから17日。
新生児との生活に規則性はない。

 昨日は日中ずっとギャン泣き抱っこで、さすがに夜は疲れ切って寝てくれるだろうと思いきや、夜中にお目々ぱっちり覚醒。朝方までほとんど寝てくれず、これには思わず夫に弱音を吐いてしまった。
 朝を迎えればまたいつも通り「可愛い、愛おしい」の感情に戻るのだけれど、ヒステリックに泣き続けられると気持ちも体もかなり疲弊してしまう。

 そのせいかこのところ毎日、夕方頃から夜にかけて憂鬱な気持ちになることが増えた。「新生児はこんなもんだ、いつか終わりが来る」「みんな乗り越えてきたんだから大丈夫」と自身を励ましても、なかなか暗い気持ちが拭い取れない。

 せめて日中のギャン泣き抱っこの負担が減れば…と思い、色々調べてみた。すると『新生児から使える抱っこ紐』というのがあるではないか!!抱っこ紐って勝手に首が座ってからしか使えないものだと思っていた。こんな便利グッズがあるんだ!まだまだ首が座るまで3ヶ月はかかる。これがあれば楽になるかも。

 さらに色々と調べていると、月齢に応じて形態を変えられるという抱っこ紐が出てきた。首が座る前から3歳まで使えるなんてものもある。
 そこで思い出す。そういえば親戚から借りた抱っこ紐ってどんなのだっけ?

 見てみると、なんと「新生児から使用可能」と書いてある!!ポチる前で良かった。まさか求めていたものが自宅にあったなんて。嬉しいハプニングだ。

↑ちなみにこちらのグッズ

 説明書を見ながら取り付けてみる。こういう小難しい説明書は苦手だけど、今日は張り切って読める。これができればかなり楽になる気がする。

 …なんとか説明書通りにできて装着してみる。娘も乗せてみると、居心地良くも悪くもな曖昧な表情をしている。
 家でつけるにはかなり強そうな見た目をしているが、このガッシリ感が安心できる。首元もちゃんと支えられて、手で押さえなくても大丈夫そうだ。ひとつデメリットをあげると、前で赤ちゃんを縦抱っこする様な形になるので、体の正面半径50cmくらいが何も見えない。

 そのままちょっと歩いてみたら良い揺れなのか娘がウトウトし始め、やがて寝た。感動した。体を揺らして腕を酷使しなくても寝てくれるなんて…!まさに今求めていたものだ。

 いつも立ち抱っこで揺れながら食べていたご飯も、これをつけたら座ってゆっくりと食事ができた。ただ下を見るとすぐ娘の顔があるので、なんだかその上で食べるのが若干気まずいのと、落としたら顔にかかってしまうと思うとかなり慎重になる。熱いものを食べる時は特に気をつけなければいけない。でもうまく使い方を覚えれば、もっと上手に活用できそうな気がする。

 今日は抱っこ紐でちょこちょこ寝てくれたので、いつも夕方頃現れるギャン泣き(黄昏泣き?)が久しぶりになかった。まだ初日なのでそれが理由かわからないが、憂鬱な気持ちの方はちょっと半減された。

 心の治安が保たれるなら、便利グッズもどんどん使っていきたいと思う。ただの抱っこ紐で大袈裟かもしれないが、私にとってはまだまだ続くこれからの生活に大きな変化をくれた。新生児からも使える抱っこ紐を作ってくれた人本当にありがとう!抱っこ紐に限らず、全国のママさんも色々な便利グッズをどんどん使って、ちょっとでも心の治安が保つ救いになればいいなと思う。

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