春はご自愛
暦の上でも、春になりました。
これから桜も咲き始め、彩り豊かなシーズンがやってきます。
春はそういう意味では好きな季節ではあるのですが、自律神経が乱れると言われている時季でもあります。
今の時期は、ちょうど季節の変わり目。
気温が上がったり下がったり、冬からの感染症もまだ残っていたり、花粉症もあったり、体調も崩してしまいがちです。
さらに別れと出会いの季節なので、様々な環境の変化を迎える方々も多く、気持ち的にも落ち着かない時季でもあります。
私も数年前の春、おそらく自律神経の乱れが原因で様々な不調になった経験があります。しかもあの時は治ったと思えるまでに約1年ほどかかりました。
それからも何度か同じような状態になったこともありますが、一度経験したこともあって割と短い期間で落ち着かせられています。
以前の経験からのイメージだと、自律神経が乱れた状態というのはいわゆる身体と心のバランスが崩れた状態のようでした。
身体の調子が悪くて心のバランスが崩れることもありましたし、心の状態が身体に害を及ぼすこともありました。
私が心がけているのは不調を自覚したとき、身体と心、せめてどちらかのバランスを先に整える努力をすることです。これができないと不調は長引いてしまい、できると少し早く良くなってくれます。
必要なのはご自愛の精神です。
無理をしない、自分を労わる、やさしくする。
これに尽きます。
身体の不調が出てきたら、まずはそれを早めに治して悪化させないことが第一です。薬を飲むのも良いでしょうし、症状に合わせた食事をとり、とにかく安静にします。ひどくなったら病院に行くこと。
以前はこの時点で「大丈夫かな」「ひどくなったらどうしよう」と心のバランスまで崩してしまい、悪化したことがありました。あのとき考えすぎなければもっと早く治ったのではないかと思います。いい教訓となりました。
心の調子が悪いときは、自分の機嫌をとることが重要です。他人にやさしくするように、自分にもやさしくしてあげます。
寒かったら身体を冷やさないようにしたり、好きなことをさせてあげたり、好きなものを食べたり。身体のバランスにまで影響しないように、とにかくご自愛しましょう。
これは結局、予防にもつながります。
元気なときであっても、元気なときだからこそできるご自愛が大切です。身体を温めるために湯船に浸かったり、健康のために運動をしてみたり、睡眠をしっかりとったり。
とにかく、バランスを崩さないことが一番です。
崩してしまっても狼狽えることなく、バランスを整える努力をすること。
そのためにはご自愛が大切。
自律神経を乱さないためにも、この春は皆さん一緒にご自愛しましょう!
読んでいただき、ありがとうございました。
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