見出し画像

すごく面白いシリーズに年末に出会った!

みなさま、明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします🙇
去年最後に読んだ最後の本がすごかったので、
今日はご紹介したいと思います。

The Fourth Monkey, J. D. Barker.



あらすじ

Goodreadsより英訳

5年以上の間、シカゴの人たちを恐怖に陥れたフォーモンキー・キラー(4MK)。その殺人鬼が遺体となって見つかり、犯行声明を届けに向かっている途中だったということがわかった。その意味するところは、まだ生きているかもしれない犠牲者の存在。
4MK捜査班 主任捜査官サム・ポーター刑事は、死を遂げたとはいえ、犯行はまだ終わっていないことがわかっていた。服のポケットから殺人鬼の日記を見つけると、ポーターは一方で自分自身の葛藤と戦いながら、サイコな殺人鬼の思考と歪んだ過去の記録から行方不明の少女の手がかりを見つけようと躍起になった。

手がかりの少なすぎて、尻尾をなかなか尻尾を捕まえられない殺人鬼。タイムリミットが迫る中、4MKがあの世から嘲笑う。
テンポよく巧みに書かれたスリラー小説。

感想

ハンニバルシリーズのトーマスハリスを彷彿させえるサイコっぷりを発揮する殺人犯と、
あぶ刑事のタカとユージとカオルちゃんのドタバタを思い出させる捜査官たち。

シリアスなシーンと刑事たちのコミカルなやり取りが絶妙に混ざっててすごくよかった。
残酷なシーンも結構あって、著者があとがきの冒頭で、
「断っときますが、自分はちゃんとした幸せな家庭で育ちました。この話は仮定と想像の産物です」って書くくらい。

ちょっとグロい描写のところは意味は理解してるけど頭の中でイメージ化しないように、オーディブック2倍速と本二刀流でさらっと流すように読みました。
イメージ化してしまうと怖くなってしまうので、
頭の中で制御するのが上手くなりました。

この作品は今出ているのは全3作。
2作目も読み始めました。
まだ30ページくらいですが、もうおもしろい。
引き続きこの作家さんはフォローしていきたいと思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?