Amor Kana・音羽雪アルバム紹介「癒シ流ルル…」編
ずっと書きたかった紹介記事。
好きなものの紹介記事を書きたくなった
皆様どうもこんばんは、彩子です。
久々に自分の好きなものに関する記事を書きたくなったので、今回はこれまでに趣味で集めてきた、
Amor Kana、音羽雪、Natural Sound(ナチュラルサウンド)関連のアルバムを紹介する記事を書く事にしました。
だいたいそんな感じのモチベーションで少しずつ書いていきますので、何卒よろしくお願い致します〜。
音羽雪独自の音楽ジャンル「ナチュラルサウンド」の始まり
今回紹介するのは、2003年にNatural Soundレーベルから発売された
遊樹美夜の自主制作CDアルバム「癒シ流ルル…」。
水面に佇むガラスの樹のようなCGアートが印象的なジャケットになっている。
☆「癒シ流ルル…」収録曲一覧
2003年8月17日発売
MY1-03817
Executive Producer & Conceptional Direction:遊樹美夜
Total Art Design:ぱぷりか
Mixed:真冬
癒しと自然・和風や民族音楽との融合で、流行に左右されない独創的な「ココロに与える音楽」を奏でる遊樹美夜(現:音羽雪)のファーストアルバム。
なお活動初期の「遊樹美夜」名義では、数少ないプレスCDのアルバムになる。
(もしかしたら最初で最後かもしれない?)
※後にサイト名をAmor Kana、ハンドルネームを音羽雪に改名するが、
「Natural Sound(ナチュラルサウンド)」は、レーベル名としてそのまま残している。
ブックレットには、収録曲のイメージに沿った詩と、ぱぷりか氏によるCGアートが掲載されている。
ファーストアルバムだけあって楽曲のアレンジにも恵まれており、
2006年に発売されたCD2枚組みのベストアルバム「Elements -Vita/Sole-」には、10曲全てのアレンジバージョンが収録されている。
個人的オススメ楽曲
個人的なオススメ楽曲は、
「草原ノ音」「空アル限リ」「舞イ散ル蝶」「風ノ漂流」「尊キ癒シト」など。
特に「尊キ癒シト」は、このアルバムに収録されているバージョンが一番好きで、
「舞イ散ル蝶」とあわせて、煌びやかな月の光を受けて、儚く舞い散る夜桜のようなイメージが浮かんでくる。
2008年にアレンジアルバムが発売
また、2008年には一部楽曲のアレンジと新曲のデータを収録したCD-R(いわゆる手焼きCD)の「IYASHI NAGARURU -2008-」が、M3などのイベントで頒布された。
☆「IYASHI NAGARURU -2008-」収録曲一覧
2008年10月13日発売
Music:音羽雪
Art:ぱぷりか
オリジナル版の収録曲が、春~初夏の情景が浮かぶ曲調に対して、
2008年版の「舞イ散ル蝶」「尊キ癒シト…」は静かな秋の夜長に聴きたくなるイメージに、「耀キ故ニ」は、荒涼たる晩秋の空に飛び交う鳥の声を思わせるアレンジに仕上がっている。
また、新曲の「極光」「Snow Rain」は、
後に発売されたアルバム「RE:(レコロン)」にて、
それぞれ「MorFuturo -モルフトゥーロ-」「Neve Di Vita -ネーヴェ ディ ヴィータ-」のタイトルで、アレンジバージョンが収録されている。
「Snow Rain」は、今でもネット上で公式の音源を聴ける貴重な1曲でもある。
個人的な思い出など
心を動かされる事に恐怖やトラウマがあった自分が、音楽に興味を持つきっかけになったのがAmor Kanaの曲でした。
はじめて音楽に色や光のイメージが鮮やかに浮かび上がり、
何より素直に「すごい、これはとてもいい曲だ!」と好きになれた事に衝撃を受け、他の楽曲やアルバムも探して聴くようになりました。
ただ、自分がアルバムを集めようとした時には既に廃盤になったものばかりだったので、
「癒シ流ルル…」も、中古ショップの通販サイトやネットオークションなどを探してようやく手に入れました。
2024年現在では、CD以外に曲を聴く手段がないのが悔やまれますが、
発売から20年以上経つ今でも、色褪せない名盤だと思います。