【読書レポ】罪の声
初版は2016年の「罪の声」。
確か3年くらい前に、新聞の書評で絶賛されていたのを目にして以来、気になっていた本でした。
昭和の怪事件「グリコ事件」をモチーフにしており、事件の時使われていたテープの声の主が小さい頃の自分だと知ってしまった俊也と、年末の新聞企画でグリコ事件を取り上げるのでおもしろエピソードを書けと急にむちゃぶりされた新聞記者(文化部)の阿久津。
二人の主人公が、両方向から事件の真相を探る様子から、だんだんと迷宮入りしていた怪事件の真相があぶりだされるというお話