教科書教材や受験問題を、だれもが読めるフォントにしよう❗️
私の大好きな本です。
「死にたかった発達障がいの僕が自己変革できた理由」
以前、その素晴らしさについて語らせてもらいました。
その著者の西川幹之佑さんが、ご自身の経験から、教科書教材や受験など、教育現場において、活字をだれもが読みやすいUDフォントの使用を求められるように、署名活動に取り組んでらっしゃいます。
ぜひこちらをお読みください❗️署名もこちらからです‼️
UDフォントって❓
実はディスレクシアなど、読み書きに障害を持つ方には、明朝体などのよくあるフォントが読みにくいのです。
理由は、とげや角度がつけてあるから、なんですね。そこにゴシック体なんかが混ざると同じ漢字であっても同じに見えないそうです。
それを解消すべく、「UDフォント」が開発されています。UDフォント=「ユニバーサルデザイン」フォント。
こちらはシンプルでとても読みやすい書体です。
私自身は相当な活字好きで、中でも新潮文庫のフォントを愛していますが(集英社文庫の活字は形が気になって物語にいまいち没頭できない、という自分にしかわからないこだわりの強さ)
これらのフォントはおそらく、読み書き障害の方には読みづらいしろもの、なのだと思います。
UDフォントは、読み書き障害の方を惑わす、「とげや角度」がない、新潮文庫好きの私にもとてもシンプルで目に優しい活字です。
デザイナーの友人が言うには、「とげや角度」は書体としてのデザインなのだそうですが、美しいデザインであっても、読みづらくて苦しい思いをしている子どもたちがいるなら、それは変えたほうが良いと思いませんか?
読み書き障害の子どもたちとの出会い
私がフォントに関心を持つようになったきっかけは、やはり、勤務していた学校にディスレクシア(読むのが困難)やディスグラフィア(書くのが困難)の子どもたちがいたからでした。
知的発達には問題がないのに、
○なぜだか国語の教科書がすらすら読めず、何度もつっかえてしまう。
○漢字を何回練習しても書けない。書けるのは自分の名前など、身近な漢字のみ。
○アルファベットの、特に小文字の習得が難しい。
○そもそも「読む」のに抵抗を示す。
○そもそも「書く」のに抵抗を示す。
こういった子どもさんは、おそらく高い確率で読み書きに障害があるかもしれません。(眼球運動に問題がある場合もありますので要受診です‼️)
でも、大切なことは、読み書きに障害のあるお子さんであったとしても、知的発達にはなんの問題もないということなんです。
知的発達に問題がないお子さんならば、高等教育は当然必要です。
しかし、現実には
○教科書が読みにくい
○プリントが読みにくい
○試験問題が読みにくい
ことで、多くの読み書き障害の子どもたちが、勉強することを諦めていると思います。
読みにくい教科書を何度も読まされたり、書けない漢字を何度も練習させられたり…その結果、自信を喪失し「自分は勉強ができない」と思い込んでいる子どもも多いでしょう。
ディスレクシアの方が読みやすくなる定規があります。読む範囲を限定し、色つきにすることで読みやすくなります。
色つきの定規については、↓こちら↓をぜひご覧になってください。あなたの見え方も違ってくるかも?
しかし、じつは、読み書きに障害のある方はそれを補ってあまりある特性を持っていることが多いのですよ。
なので、早いうちから子どもの特性を見極めて適した教育を受けることが超必要ですが
まずは、教育現場のフォントをユニバーサルデザインに!
どんな子どもでも読みやすいフォントに変えていきましょう!
小4娘の学習教材を見てみると、「UDフォント使用」と謳われているものも多くありますが、よく見ると「一部のみUDフォント使用」のものもあり、一冊の中に複数のフォントが混在しているのでした。それではおそらく意味がない…です。教科書会社さんも変革の途中なのかもしれません。
署名よろしくお願いします!
西川幹之佑さんの署名活動にぜひ参加をお願いします。また、できたらたくさんの方に広めてほしいのです。私のSNSで直接お伝えできる方の数には限りがありますが、これを読んでくださった方がまた広めてくださることで、日本の教育が変わるかもしれません。
そのことで、みなさんの身近なところにいるお子さんが助かる、かもしれません!
じつは、10/14 締め切り間近なため、大至急でお願いします🙇♀️