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読書メモ The Joy of Living 16
Part Two: The Path - Chapter 16 - An Inside Job
遺伝的に、人間は個として生き残るため飲食やセックスなど、一時的な幸福を追い求めるようにプログラムされているようだ。しかしこのような遺伝的な傾向は上書きすることが可能であることが分かっている。より持続する幸福のために、自分を訓練することができる。
最近の研究では、繰り返し経験されたことは脳の構造と機能を変化させることが分かり始めている。
親切心や思いやりを作り出すのは大脳辺縁系の機能だ。
仏教的な観点からは、思いやりの瞑想は経験というものの見方を広げ、自己と他、客観と主観を分ける見方の鎖から放たれて分析的な意識と直感が融合する楽しさと自由を味わうことができる。
本当の進歩は、自分自身だけでなく同時に他を利することができるようになったと感じられることだ。思いやりというのは相互性がある。親切心と思いやりは非常に大きな力を持つ。