綾村 恭平|子育て中リノベプロデューサー

そろそろ3歳になる娘の育児をしながら、古い建物を活かすリノベーションの事業プロデューサーをしています。今年の目標は、お金も施工も運営も横断できるプロデューサー。  企画メシ3期生/一級建築士/宅建士 Twitter→aya_kyo_13

綾村 恭平|子育て中リノベプロデューサー

そろそろ3歳になる娘の育児をしながら、古い建物を活かすリノベーションの事業プロデューサーをしています。今年の目標は、お金も施工も運営も横断できるプロデューサー。  企画メシ3期生/一級建築士/宅建士 Twitter→aya_kyo_13

最近の記事

話題の「K5」のテナントリーシングが凄すぎたので、企画者として嫉妬したという話。

2/1(土)に日本橋・兜町にオープンしたK5( https://k5-tokyo.com/ )のレセプションパーティーに先日お邪魔してきました。 ホテルという視点とデザイン的な切り口は、一緒に内覧させていただいたホテルみるぞーさんの記事がわかりやすいので、そちらを参照ください。(写真がどれも素敵。エモい。その他記事も必見。) 日本的要素を海外のセンスで再解釈したデザインの絶妙さとか、素材の使い方とか、共用部まで手を抜いていない感じとか、すごいところはいろいろあるんですが、

    • 僕はこれから”地元”でメシを食っていきたい。

      7/15(月・祝)「地元でメシを食っていく〜北陸編〜」というイベントにゲストとして登壇させていただきました。 2年前にみなとみらいにあるBUKATSUDOで同世代の31人の仲間達と、苦しみながらも企画に向き合った半年間。その主宰である阿部広太郎さんと、僕の生まれ故郷・金沢でこうしてお話しできたことが何より嬉しく、ほんの少しだけ人生の伏線を回収できたような気がします。 この日のイベントの中心的なテーマは「地元」。 自己紹介とトークセッションでは語り尽くせなかった「地元観」に

      • ”居場所”は、家族よりも不確かで、コミュニティよりも確かなものだ。

        人にとっての”居場所”は、心の所作だ。 ”家族”は、血縁や法的な繋がりなど、他者に規定されたある意味絶対的なものだ。だけど、人によっては家族との間に居心地の悪さを感じたり、ケンカをしたりする時、そこに”居場所”はない。 一方、”コミュニティ”はそこに実態はなく、人と人との関係性の中で後付けで規定されるもの。家族のように強い繋がりではなく、関係性にメリットや意味が見出せなくなった時、いとも簡単に瓦解してしまう。やはりそこに”居場所”はない。 ”居場所”は、突き詰めると個人

        • 結婚するって、尊敬することだ。

          昨日、友人が結婚した。 今まで出席した結婚式の中で一番楽しく、仲間達ともお腹が痛くなるまで笑って、最高に幸せな空間と時間を共有させてもらった。 友人である新郎はPRプランナー、新婦はクリエイター。それぞれ立場は少し違いながら、お互いにリスペクトし合っている関係性がとても素敵で。 終始、笑顔で見つめ合いながら仲睦まじく過ごす姿は、1日経った今でも思い出す度に表情が緩んでしまう。 そんな2人を見ていると、自分が結婚を決意した5年前のことを思い出した。 2つの条件自分も結婚

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          スナックと銭湯に共通する”匿名性”と”常連感”

          最近、昔からあるのに価値を見直され再評価されているものがいくつかあるなぁと思っていて、特に「スナック」と「銭湯」は周りにも良いと言っている人が多いなぁという印象で。その2つの魅力を要素として分解していくと”匿名性”と”常連感”という共通点があるなぁと思ったので、それについて整理してみました。 評価している人の属性スナックは地元のおじちゃんだったり、銭湯は生活の一部になっている人もいますが、どちらも経営者や精力的に活動している「意識高い」部類の人こそが「良い!」と発信している

          スナックと銭湯に共通する”匿名性”と”常連感”

          ”居場所”のデザインが重要な時代がくる

          リノベーションプロデューサーという仕事柄、場所の使われ方を考える機会の多い私が、ずっとキーワードとして心の中に持っている”居場所”という概念について整理したnoteです。少しでも何かの参考になれば… 普通の人が普通に過ごす”居場所”のデザイン私は普段、ReBITAという会社で使われなくなった建物の魅力を引き出し、現代に即した新しい価値を提案・実現する、リノベーションプロデュースという仕事をしています。 リノベーションは単純に建物を使えるようにキレイにする、というだけではな

          ”居場所”のデザインが重要な時代がくる

          アンパンマンの世界に見る、お金不要論

          アンパンマンの世界にはお金がない先月くらいから、1歳の娘が「アンパンマン」に異常にハマりだした。 どのくらいハマっているかというと、アンパンマンを見たいと思った時に 「アンパン、アンパァァァン!!!」と絶叫し、 違うアンパンじゃないのかな?と将来が不安になるくらいにはハマっている様子。 それでよく一緒に見るようになったんですが、そこで気づいたことが1つ。 「アンパンマンの世界って、お金の概念がない?」 そう、ジャムおじさんは作ったパンをアンパンマン号に積んで街へ繰

          アンパンマンの世界に見る、お金不要論

          ”謙虚”の正体

          たまに、会社内外の人に「謙虚ですよね」と言われる。 例えば人から「すごいですよね」とか「人生順調ですよね」とか言われると「いやいや、まじでまだまだ全然っすよ」って答えることに対して「謙虚」という言葉が返ってくるんだけども、結構違和感があるので紐解きたい。 前提条件の整理まず、自分のスキル的なところを整理しておくと、 ・現在30歳。 ・既婚。一児の父。 ・一級建築士、宅地建物取引士。 ・なんかいろいろ考えてて、なんかしっかりしてそう。 たぶんこの辺が客観的に見られ

          育児を1年2ヶ月ほどやって、DEWKS新米パパが素直に感じた5つのこと。

          初めての子どもが生まれたのが昨年の3月末。それからの1年2ヶ月はあっという間でとても長い時間だったのだけど、現時点で素直に感じていること。 【結論】育児、思った以上にめっちゃ大変。でも、たまに麻薬的に笑顔になる時間が訪れるからトータル楽しい。とりあえずこれに尽きる。なぜそう思うのか、以下に要素を分解して記述。 ①自分のしたいことができる時間がほぼなくなる。うちは共働きのいわゆるDEWKS(Double Enployed With Kids)世帯なんだけど、子どもが産まれた

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          小学校の再生メモ

          ・小学校は、他の学校と比べて地域のアイデンティティとなっているケースが多い。(通う距離感が関係?)地域の意見もある程度受け入れながら企画を立てていくことで、地域に愛される存在となる。 ・”学校”というアイデンティティをどう活かしていくか。場所のもつポテンシャルを引き出すように企画する。 ・窓面が多いものがほとんど? 良い点…明るい、採光面、外からの透明性 マイナス面…隠せない(フィルムなどで対応可)、冷暖房効率 ・現在活用の事例…ものづくり学校、特産品の特売所、カフェ、