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育児を1年2ヶ月ほどやって、DEWKS新米パパが素直に感じた5つのこと。

初めての子どもが生まれたのが昨年の3月末。それからの1年2ヶ月はあっという間でとても長い時間だったのだけど、現時点で素直に感じていること。

【結論】育児、思った以上にめっちゃ大変。でも、たまに麻薬的に笑顔になる時間が訪れるからトータル楽しい。

とりあえずこれに尽きる。なぜそう思うのか、以下に要素を分解して記述。

①自分のしたいことができる時間がほぼなくなる。

うちは共働きのいわゆるDEWKS(Double Enployed With Kids)世帯なんだけど、子どもが産まれた瞬間から生活の中心は生物として非常に脆弱な存在である子どもになり、仕事に行っている時間と子どもが寝静まった後の時間以外は子どもを常に意識し、気を張っている状態になっているなと。ほんと、子どもの行動と成長速度は予想外なことが多く、「なぜそんなところに?!」や「いつの間にそんなことできるように?!」が結構な頻度で訪れるため、気が抜けない。つまり、自分のしたいことに集中できる時間はほとんどなくなる。これが肉体的にも精神的にも、めっちゃ大変、と思わせる一番の要素だと思う。一人の時間 is priceless。独り身の人は悪いことは言わない、今のうちに精一杯楽しんどけ。(※ちなみに、家事は元々結構好きなので、掃除、洗濯、料理、皿洗いはたぶん奥さんとほぼ半々くらいの割合でやっている。そこは特に苦ではない。)

②生活リズムが子どもに支配される。

自分は元々遅くに寝て、遅くに起きる典型的な夜型人間だったんだけど、子どもは基本的に早寝早起き。早いと20時に寝て、翌朝5時には起きやがる。自分がどれだけ遅く寝ても5時には起き、お構いなしに動き回る。結果、起きざるを得ないので起きる。また、お風呂も19時くらいには毎日入るから入れるんだけど、疲れた身体にお風呂は想像以上に効いてしまい、寝かしつけのために一緒に寝床に入ったが最後、結果、気づけば朝なんてこともザラ。仕事しようと思ってたのに… 。

③自分の時間を生み出すための投資は惜しまないべき。

自分=夫婦と読み替えてもらったほうがいいかもしれない。家事は自分の作業に合法的に集中できる時間なので、ある意味ストレス解消にもなり得る時間なんだけど、やはり疲れた身体に単純作業はつらいこともある。また、結局作業をしながら子どもを見ていないといけなかったり、夫婦のどちらかは子どもを一人で見ないといけないため、なかなか集中しきれないことも。いかに労働力以外の部分でそうした家事から解放され、子どもと触れ合う時間、また夫婦の時間を作り出すかが重要。以前に読んだこの素晴らしいエントリー(「家事」は、レベルを上げて物理で殴れ:https://anond.hatelabo.jp/20141023184519) を読んで、速攻で食洗機を買いに行ったけど、完全に大正解。疑う余地なし。基本的に皿洗いが好きな自分でも、とりあえずガチャガチャ皿を入れて洗剤入れて、ボタンピッと押せばあとはやっといてくれるって最高。とりあえず、うちでやっているのは………

無洗米⇒水入れたらもうOK。美味しくないイメージだったけど全然うまい。

cook4me express(http://kakaku.com/item/K0000991936/)⇒自動で温度とか諸々管理してくれるし、圧力かけてすぐに肉ほろほろになるし、最高。 

圧力IH炊飯器⇒米が美味いってほんと素晴らしい。それだけでがんばれる。

結果、やはり家事はレベルを上げて物理で殴ればいい。ゆくゆくはルンバが滞りなく作業できる段差のない床と、服を畳まなくても良いように全部がハンガーにかけたままにしておける大きなウォークインクローゼットがある家に住むんだ。

④我が子はかわいい。

いろいろ言ってきたけど、ほんと、子どもが大嫌いで死にそうだった自分でも溺愛する程度に我が子はかわいい。それだけで頻度が3倍になった洗濯も苦手だった早起きもがんばれていると思う。昨日とか初めて自分一人で立った瞬間をたまたま動画に撮ってて、神に感謝した。たまにめちゃくちゃムカつくけど、自分に対して屈託のない笑顔が向けられている、という経験はおそらく我が子以外からはなかなか得られないと思う。

⑤育児はできるだけ積極的参加した方が絶対に楽しい。

自分は朝は基本的に送って、奥さんの仕事が遅くなる日は週1くらいで迎えに行ったり、土日にシフトの関係で奥さんが仕事の日はワンオペでお出かけしたり、保育園の準備をせっせとするくらいには育児をしていると思ってるんだけど、子どもの可愛さは育児の参加時間に比例するんじゃないかなと思い始めている。子ども好きな人はたぶんかわいいなと思うんだろうけど、それは結構表面的で、精神論はそんなに好きじゃないけど、めんどくせーこともいろいろした分、その後に向けられる笑顔に「しょ、しょうがねーな、こいつは///」ってなるんじゃないかなと。”育メン”とかいうクソみたいなワード使わなくても、普通にお父さんしましょうよって話。

【結論+α】育児、思った以上にめっちゃ大変。でも、たまに麻薬的に笑顔になる時間が訪れるからトータル楽しい。そして、あくまで自分達夫婦が人生を楽しむことが子どもの幸せにもつながると思う。

これ、まじで最近そう思うので最後に。「子どものために生きる!」っていうのも素晴らしいし、それ自体は否定しないんだけど、やっぱり自分達あっての子どもだろうと。特にうちは自分も奥さんもまだまだやりたいことあって、それを諦めていないし(もちろん、何かあったら全て投げ捨ててでも子どものために行きていこうと覚悟はしているのは当然として)、親が活き活きと素敵に生きていれば子どももそれ見て(途中でひねくれるかもしれないけど)、最終的には良い人生を歩んでくれるんじゃないかと思うわけです。これは、これからの人生で証明していきたいと思います。そんな感じで同じく子育て中のみなさん、とりあえずこれからもゆるくがんばりましょう。無理は禁物で。



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綾村 恭平|子育て中リノベプロデューサー
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