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🎬映画シリーズ:『セッション』

⚠️この記事は映画『セッション』のネタバレをガッツリ含みます!未視聴の方はご注意を!!!

こんにちは!
AYAです🌸
久々に映画シリーズ🎬を書いていきます。

あらすじ

2月のミラノ滞在中に『セッション』という映画を観ました!
この映画は、名門音楽学校のジャズバンドで奮闘する新人ドラマーのお話。
主人公はドラム奏者の男の子で、指揮者の引き抜きで有名なジャズバンドに参加することになります。
しかし、、、これは苦難の始まりでした。

ぬるい努力と死に物狂いの努力!?

有名なジャズバンドからの引き抜きで浮かれるのも束の間、、
そのバンドには他にもドラマーがおり、激しいポジション争いに発展します。

時には、リズムが合っていないっ!という指摘を受け、
文字通り血のにじむ練習をすることになります。
それはリズムが合うまでひたすらドラムを叩き続けるというもの。
そしてどんどんどんどんスピードアップしていく、、、

もはやスティックを持つ親指と人差し指の間から流血、、血が滴っている⁉😱ドラムを速く叩きすぎて先生も主人公も脳みその血管切れそう、、、大丈夫なの!?って思いました。

その後も主人公は指揮者の先生を見返すために、
昼夜問わず、食事や睡眠も恋もそっちのけで練習、練習、練習の日々を始めます。

努力ってこういうことなのか、、。
私はこれまで何かを掴み取るために、ここまで必死に何かに打ち込んで、その温度感で継続できたことがあったんだろうかと考えさせられました。

想像を絶する厳しい指導

私くらい年齢の人が見れば、ほとんどの人が抱くに違いない感想。

それは、えっ!?それ、体罰じゃない!?って感想です。
もう言及せずにはいられなかった😅

指揮者の先生は練習中、
バンドメンバーを大声で怒鳴りつけたり、椅子を投げつけたり、ビンタをしたり、相当に口が悪い上に超暴力的な指導を行います。

もう画面を観ていられない😖

こうした高圧的な指導によるものか、バンドメンバーの1人は自殺にまで追い込まれます。

現在の日本の教育現場でこんなことをしたら一発で教育委員会に突き出されそう、、、今どきは恐怖で人に強制して、従わせよう、やらせようという風潮は古いの感じがしますね。

暴言や暴力はどうかとは思いますが、
先生が厳しい言葉や態度がなければ有名なバンドには育っていなかったのかしら🤔

ラストの演奏シーンが熱い!!

何と言っても見どころは最後の演奏シーン!
かなりの尺が使われています。

主人公は先生との折り合いの悪さや精神的に追い詰められたことなどから暴力沙汰を起こし、音楽学校を退学。
その後、街中でふと演奏会のチラシに先生の名前を見つけ、演奏後に再会します。

先生は自分の行き過ぎた指導について塩らしく謝り、次の舞台にドラマーとして参加するように求めます。
しかし主人公が意気揚々とステージへ向かうと、事前に伝えられていた曲とは全く違う曲の演奏が始まります。
これは、先生の行き過ぎた指導を告発した主人公への復讐でした。

しかし、このままでは終わりません!
なんと主人公は元々伝えられていた曲を独りで演奏し始めます。
他の奏者は最初こそ主人公を見ているだけでしたが、その気迫と完璧な演奏に押されて楽器を手に取っていきます。
ついにはバカバカしいと眺めていた先生さえも指揮棒を振り始めることに!

先生の行き過ぎた指導を密告した主人公。
その復讐のために、ステージ上で主人公に恥をかかせた先生。
憎み合ったこの2人ですが、最後にはハイレベルな演奏を通してステージの上で通じ合うこととなりました。
同じ音楽の高みを目指した者同士、その他の全てをそっちのけで音楽を楽しむ姿が伝わってきました。

これまで起きたことと2人の関係性を考えれば異様な光景にも思えますが、
私的にはなにやら不思議とスカッとした終わり方でした。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございます!
書き途中のままずっと放置されていた記事だったので、無事書き終えることが出来て一安心と言ったところです。(記憶で書いているので若干内容に齟齬があるかも知れません🙏未視聴の方、是非実際に映画を見て見て下さいね)

今後もちょくちょく映画シリーズを更新していきたいと思います!

それでは、また次のブログでお会いできることを願って🍂

AYA K
@aya_k_k_myu

header: 映画『セッション』より

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