[読書感想] 反応しない練習
「素敵です」といういつもポジティブなコメントをしている同僚マネージャがおすすめしてくれたのがきっかけで読む機会を得ることができました。とても学びになったので感謝です。
自分のまとめとして感想を書ければと思います。
ブッダ・仏教の考え方を参考に
引用でいくつかの言葉、教えが出てきますが、個人的には宗教的な感じは受けず、仕事や対人関係、家族などの悩みにおける捉え方、考え方を解説した本です。
反応しない = 誰からの問いかけも反応しないということではありません。自分を苦しめてしまう自分自身の反応をしないという内容になっています。
妄想からの開放
この本では自分を苦しめてしまう考えを「妄想」と呼びます。
自分は同じ失敗を繰り返してしまうから能力のない人間だ
あの人より自分のほうが頑張っているのに評価されない
あの人の〇〇のせいで部下に悪い影響が出てる
きっと次相談してもわかってもらえない
自分の考え方が正しいのに・・・
こういった「妄想」は結果的に自分を苦しめてしまう。考えてもしょうがないことなので、気づいたら「妄想した」とやめてしまおうというシンプルな解決策が提案されてます。
わたし自身も、自己肯定感が下がってるときなど、こういった妄想にとらわれてしまっているなと感じることがあったので、そこから「といってもこれは妄想だ!」と思うことで、すぐ抜け出せるようになりました。
人は人、自分は自分。いろんな考えや正しさは千差万別。
それぞれにそれぞれの文脈があるので、自分の正しさを証明するために頑張り続けても苦しむことが多いのかもしれません。
人の評価を気にしない
人からどう思われてるか?こうしたら評価してもらえるだろうか?などという「妄想」だそうです。
人の考えはコントロールできません。それを期待して求めてしまうことはより「妄想」を産み、悪循環を繰り返してしまうことがあります。
しかし、承認されたい!ということをモチベーションに使うことは必ずしも悪いことではないと説かれていました。ただし、承認されることを「目的」にしてはならないそうです。手段に使ってもよいが、承認をゴールにするべからずということなのでしょう。きりがないから。
最後に
自己肯定感を高める方法という記事を書かせていただきましたが、この本では、更に、自分へのNO を減らし、自信をコントロールする考え方が紹介されており、とても参考になりました。
この様に、いろんな「妄想」をしてしまってるかも?という人は是非読んでみると今後の人生が更に豊かになるかもしれません!見ていただきありがとうございました。