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いい授業の条件

 教師から見て、子供から見て、保護者から見て、管理職から見て・・・

 どこから見るかによって、「いい授業の条件」は変わると思う。
 これから、お話するのは、あくまで僕個人の考えです。人によって変わるということをご理解いただきたいと思います。

 僕が思う「いい授業」とは、ずばり!見終わった後に、「ああ、授業したい!」と思える授業です。これは、僕が研究授業などで、人の授業を見たときのものです。
 先日、久しぶりにそんな授業に出会えました。実践としては、ICTの活用はあるものの、オーソドックスなものです。それでも、授業に勢いがあり、全員がそれぞれに学習に向かっている様子が、本当に素晴らしかったです。
 教師の補助発問が的確過ぎて、見方考え方を働かせないといけない状況に、自然となっているのです。やっぱり僕ら教員は、授業のプロで、職人的な要素もあるんだなあ、と改めて思い知らされました。「すごい!」と思いつつ、「くそう!」という悔しさもあります。自分の心に火を点ける、すごくいいマインドになっています!

 そして、何よりも子供たちが学習の面白さを感じているのが、見ていて嬉しかったです。「具体的にどこが?」と言われると、非常に難しいです笑。雰囲気です。あと、先生が授業を楽しめているかどうか。これも非常に大きなポイントです。

 最近は、教員採用試験の低倍率がニュースになっています。これから、「どんな人が子供の担任になるんだろう」と不安に思っている保護者も多いでしょう。(正直、僕もその中の一人です)でも、僕も含めて、仕事を楽しんで、切磋琢磨している人もいるんだよ、ということを分かってほしいです。
 よし、明日も面白い授業を子供たちと一緒に作り出すぞー!楽しんで
学習しよう!





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