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アラフィフ未経験者サカヲタ保護者による初心者サッカー育成記録です。

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  • 未経験者サカヲタ保護者による 初心者サッカー育成記録

    未経験者サカヲタ保護者コーチの初心者息子の指導記録です。

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【書籍紹介】オススメのサッカー育成関連本

過去に読んだおススメできるサッカー指導者関連の書籍をご紹介します。 ※ 2023/8月現在 ダビド・ビジャのサッカー講座 試合で活躍するために大切な11科目 簡単な内容で小学校高学年から読める本ですが、スペイン流指導のエッセンスが詰まった重要な一冊。体の向き、コントロールオリエンダード、レガテ、コンドゥクシオンなどトレーニングメニューと併せて紹介されています 。 この井上詩音とイヴァンコーチとのやり取りの真意も理解できます。 スペイン流サッカーライセンス講座―「育成大

    • ゼロからのインステップキック

      インステップキックは足掛け1年半以上取り組んでいるのですが、ようやくしっかり蹴ることができる様になったので記事にまとめたいと思います。 普通のフィジカルの選手であればここまで苦労することはないのですが、フィジカルに恵まれていない息子は非常に時間が掛かりました。 限界小学生フットボーラーに捧ぐ練習法 レギュラークラスの選手であれば、サッカー歴が1年以上になればある程度蹴れていると思うので、部分的な指導をするだけで蹴られるようになると思います。ただ、ウチの場合はボディーコーデ

      • イニエスタのフェイント

        南野のダブルタッチ カットインを練習した後で(といっても未だ道半ば)シザースなど難易度が高く見た目に派手なフェイントに取り組もうとしました。他の選手が持っていない技を1つぐらい持っていることが本人の自己肯定感にも繋がると考えたからです。 しかし、この南野の動画を見て基礎をしっかり極めることに方向転換しました。 小学生低学年が練習するダブルタッチやボディフェイントで大柄な外国人選手を何人も抜き去りスタジアムを沸かせる姿に感動を覚えました。 この方向性の技術に優れたスターは

        • カットイン

          しばらく仕事が忙しく更新することが出来ませんでした。細々と息子とトレーニングを続けてきたので、また再開したいと思います。 フェイントでかわせるとサッカーが楽しくなると思った 息子のポジションはサイドが良いと考えたので、サイドで戦うための武器作りに取り組むことにしました。 サイドは、センタリングやドリブルなどの技術が必要になりますが、まずは1対1で仕掛ける技術を身に付けるとサッカーがたのしくなる・好きになるという想いからです。 という志はあっても現実は、フェイントはカラダ

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        【書籍紹介】オススメのサッカー育成関連本

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        • 未経験者サカヲタ保護者による 初心者サッカー育成記録
          19本

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          【YouTube紹介】普段チェックしている練習メニューネタ

          今回は普段参考にしているYoutubeチャネルなどの動画素材です。海外のチャネルもありますが自動翻訳機能もありますし、そもそも言葉が分からなくても内容は理解できることが多いのでご紹介します。 海外のチャネル7mlc チャネル登録者170万近くのイギリスのチャネルです。リズミカルな音楽に合わせて淡々とトレーニングメニューが紹介され、効率的にトレーニングメニューに関する情報を収集できます。動画も複数のカメラを使い質の高いです。 Mojo Mojo sportsが提供してい

          【YouTube紹介】普段チェックしている練習メニューネタ

          谷信一郎「ステップ」

          ステップワークの重要性 ひょんなことからとある街クラブが主催する大会に参加することになりました。その大会にとんでもなく強いクラブが参加していまして、0-15で敗北しました。 調べるとJリーグクラブの下部組織にかなりの選手を送り込んでいるクラブだということが分かって納得しました。 全ての面においてこちらとは雲泥の差があったのですが、特にステップワークのスピードに感嘆して、同時に息子のステップワークの悪さが目につきました。 当然、ステップワークについて(ラダーをするぐらい

          谷信一郎「ステップ」

          インサイドパス②

          お詫び 私がまたヘルニアを発症してしまい仕事以外でPCの前に立つことが難しくなったので、更新が止まっていました。とはいえ腰と足に神経痛を抱えながらも練習は継続しています笑。 コーンを正方形に置いた正対パス 対面パスはそれなりに蹴れてきたのですが、走りながらなど他のプレーと合わせた形でのパスは全くボールの芯をとらえられない状態が続いていました。 正体のパスではなく反復練習ができるように次のような練習をしていました。今回はソースがない練習メニューです。申し訳ありません。

          インサイドパス②

          トラップ① TJアカデミー「スペコンバトル」、ブスケツ「Conducción」

          トラップについてのトレーニングです。 基本的なトラップスキルに関しては正対パス練習で私が強目にパスを返すことでラフに身についていたので、それ以上のメニューを課してはいませんでしたが、意図せずオープントラップのトレーニングに取り組んでいました。 TJアカデミー「スペコンバトル」 それは、元ジェフユナイテッド千葉所属の乾達郎コーチが運営するTJスクールで紹介していたトレーニングです。 元々はディフェンスのトレーニングを探している時に出会いました。 正面から来る相手をかわし

          トラップ① TJアカデミー「スペコンバトル」、ブスケツ「Conducción」

          スペイン流育成② ダイヤモンド、5レーン

          前回は体の向きに関する話つまり1人のプレーヤーに焦点を当てた話をしましたが、それがグループ戦術からフォーメーションへとどの様に繋がっているのかを見ていきたいと思います。 ダイヤモンドのフォーメーシ まずベースとして体の向きの考え方を延長して、基本的にひし形の関係を取ります。これは、フットサルの1-2-1のダイヤモンド型のフォーメーションと同じです。 それぞれのプレイヤーに求められる体の向きは同じです。サイドの2人はボールを持っているひし形の底の選手の方に正対するのではな

          スペイン流育成② ダイヤモンド、5レーン

          スペイン流育成① 体の向き

          スペイン流≠ティキタカ 「スペイン流」という言葉からは、まず第一にバルサの「ティキタカ」が想起される方が多いと思います。しかし、グラウディオラ監督がティキタカを肯定しない様に、スペイン流の育成とはティキタカを磨くための育成法ではありません。 スペイン流の指導は、ティキタカの美学に陶酔するようなものではなく、実際は合理的な思考の下で体系だって構成された論理性の高いサッカーを目指した育成手法なのです。 ロティーナの「体の向き」 私がスペインの指導法に興味を持ったのは、清水エ

          スペイン流育成① 体の向き

          ディフェンス ①1対1

          私自身、サッカーの4局面における守→攻の戦術に1番サッカーの面白味を感じるので、子供には早い段階で正しいボールへのアプローチを教えたいと考えていました。 そうした背景もあり、今回はまずは守備の基本である1対1についてどの様なトレーニングを行ったのかを説明します。 ドイツサッカーのディフェンス戦術 守備戦術については「ドイツサッカーのディフェンス戦術」の指導内容に沿ってトレーニングを行います。この本についてはこちらの記事をご覧ください。 内田篤人による対人ディフェンスの

          ディフェンス ①1対1

          [書籍紹介]ドイツサッカーのディフェンス戦術

          ドイツサッカーのディフェンス戦術 これはドイツサッカー連盟による守備戦術に関する指導者向けの本です。 欧州式の守備戦術を理解する上でこの本以上のものは無いと思います。Jリーグで指揮を執っているドイツ人のスキッペ監督はもちろん、(私が見る限り)マリノスのマスカット監督も採用している守備戦術です。 この本で紹介されている守備戦術を理解すると、本当のサッカーにおける規律を理解できますし、「日本の守備戦術はアナーキーだ」と言われる所以が理解できます。(ボールにアタックすべき時と

          [書籍紹介]ドイツサッカーのディフェンス戦術

          インサイドパス①

          ウチの子は本当の初心者だったので、親子練習は正対パスの練習から始まりました。 コーン倒しパス練習 最初はうまく蹴られないこともあって、なかなか真面目にやろうとしません。ですらか少しゲーム性を持たせたサカイクのコーンを的にしたパス練習から始めました。 コーンはこちらのコーンを購入しました。2,000円もせず、さまざまな練習に使えますし、練習効果も高まるのでぜひ購入をお勧めします。 キックのスタイル 最初に手に取った本は、風間八宏さんの「サッカー止める蹴る解剖図鑑」でし

          インサイドパス①

          動きづくり③ ダッシュ

          スプリント能力も少し改善して、走るフォームも様になってきたうちの子ですが、ゲームになると相変わらずボールの周りをただ漂っていました。 ということで、次にボールへのアプローチに関してダッシュ力と行く・行かないの判断力の改善に取り組みました。 まず、課題を整理します。 起きている事象 ダッシュが遅い。特に一歩目 相手に対して寄せる時、寄せない時のメリハリがない ボールの周囲2、3メートルを常にジョギングしている(その結果数分でバテる) ボールを持った相手が近くに来ると

          動きづくり③ ダッシュ

          【サッカー戦術分析】バルサ教オシム流派

          今回は育成流派に関する話題。 私はジェフユナイテッド千葉サポーターであり、特にイビチャオシム監督を信奉しています。「多色ビブス着せるぞ!」は私のよく口にするジョークです。 オシムさんがいわゆる反ビッククラブのスタンスを貫いていたこともあって、世界一のビッククラブとも言えるバルセロナは興味の対象外にありました。もちろんスペインサッカー自体も「いわゆるティキタカでバルサっぽいサッカーでしょ」ぐらいの知識しかありませんでした。 子供のサッカー指導に付き合うことになって、正しい指

          【サッカー戦術分析】バルサ教オシム流派

          動きづくり② ベタ足走りの改善

          ゲームをしている息子を見て、まず気になるのはベタ足走り。ベタベタと足裏をしっかり付けて走り、手もバランス悪く振るだけで足の速い選手にあっという間に置いていかれる。 石原塾のかけっこ教室に一回だけ参加したもののその効果はすぐに消えてしまいました。そこで学んだ陸上式のトレーニングは恥ずかしがってやりませんでしたし(石原塾自体は良かったです!) ということで、2つのアプローチで改善策を検討しました。一つ目は腿上げ片脚バランスの体幹筋力改善、二つ目は地面を蹴る感覚の習得です。

          動きづくり② ベタ足走りの改善