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2019年12月の記事一覧

一生モノの課題図書 2

一生モノの課題図書 2

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

本当に読んでよかった本です。
2019年で一番。
推薦していただいた前職の技術本部長に感謝です。

人種差別、階級差別、LGBTQ差別。
これらが剥き出しに、容赦なく飛び交うイギリスのローカル中学校。
そしてポリティカル・コレクトネスというオトナの歯止めが効かない子供達。
学校と家庭でもがく彼らの姿を、この本はそこに根を張って生きる大人と子

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サンタのプレゼント、という問題について

サンタのプレゼント、という問題について

長男がサンタにスイッチをお願いした!と言っています。
なにやら期待が大きく、なぜか必ず貰えると思っているらしい。
でも、その期待は裏切ります。
クリスマスのインフレは防がなくてはいけません。

そもそも、一年間いい子にしていたという理由でなんでも手に入ると思ってしまっては本人にとってもよくない。
買うにしても、親が働いて稼いだお金だよ、としっかり理解させてやりたいところです。

そもそもクリスマス

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退職すること、チャレンジすること

退職すること、チャレンジすること

13年前に入社したとき、自分が30代で退社するなんて夢にも思っていませんでした。
そういう意味では、これまでレールに沿って問題なく走ってきたわけですから、初めてレールから外れるわけです。
心と環境は常に変わっていくものだと実感します。

13年間お世話になったエンジニアリング会社を退職しました。
やりたいことはあっても次の職場が決まっていないので、転職ではありません。

振り返ると、この会社の

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細分化した僕らの仕事を子供にイメージしてもらうために

細分化した僕らの仕事を子供にイメージしてもらうために

サラリーマンが世の多数派でなかった100年前は、子供達にとって職業の一つ一つが身近でイメージしやすかったんだろうか。
誰々の親父は何屋さん、みたいな感じで。

サラリーマンは効率を追求する習性があるので、どうしても仕事の分業、細分化が進みます。
そうすると、外からでは仕事内容のイメージが湧きにくくなります。
イメージができないので、就活で仕事を本気で調べ始めるまで「自分がなりたいもの」を熟考す

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子供はほっておいても海外で英語が話せるようになるのか。

子供はほっておいても海外で英語が話せるようになるのか。

子供の適応力は半端ないから大丈夫。

とても耳に心地いい言葉です。
でも、前職の上司によく言われていました。

「みんな耳に心地いい言葉ばかり信じちゃうんだ。でも聞きたくないこともちゃんと正面から向きわなきゃ」

小学校一年生の息子はマニラのインターナショナルスクールに入る予定です。
全部英語の学校です。
でも、子供の適応力は半端ないからなんとかなるだろう、と考えていました。

ところが、

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