サンタのプレゼント、という問題について
長男がサンタにスイッチをお願いした!と言っています。
なにやら期待が大きく、なぜか必ず貰えると思っているらしい。
でも、その期待は裏切ります。
クリスマスのインフレは防がなくてはいけません。
そもそも、一年間いい子にしていたという理由でなんでも手に入ると思ってしまっては本人にとってもよくない。
買うにしても、親が働いて稼いだお金だよ、としっかり理解させてやりたいところです。
そもそもクリスマスという文化、つまりいい子にはサンタがプレゼントを持って来てくれるという”お伽話”を子供に信じさせる、という文化自体に昔からすっと入ってこない違和感がありました。
以下、アンチ的な物言いでクリスマスに水をさすようですがご勘弁を。
「あの子はおもちゃを沢山サンタにもらったって。
でも僕はサンタから小さなおもちゃしか貰えなかった。
それって、僕があの子よりいい子じゃなかったから?」
この質問をされた時、大人は答えられる準備をしているでしょうか。
その覚悟があって子供にサンタのプレゼントという嘘をついているでしょうか。
その嘘は果たして何のためなのでしょうか。
平等ではない世の中において、この日だけは平等だよ、という御伽話を子供に信じさせる。
その答えを考えても、考えても、まだ答えを見つけられません。
なのに今年も、一度ついた嘘を嘘と認める勇気がなく、またプレゼントはどうしようかと悩んでいるのです。
もやもやのクリスマスです。