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蓄積疲労によるメンタル不調の唯一の対処法【5分間自己研鑽】

「最近嫌な出来事が多くて気が滅入る。」
それは、メンタル不調のサインかもしれません。

疲労が積み重なると、誰でもメンタルに不調をきたします。
最悪の場合はうつを発症し、長い闘病生活を強いられる可能性もあります。

今回はうつのキッカケとなる蓄積疲労とその対処法を説明していきます。


今回の参考書籍は、「とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?(下園 壮太 著)」です。                              参考書籍にご興味のある方は、下記リンクをご利用ください!

まずは、人の精神状態の3つの段階について確認していきましょう。


精神状態の3つの段階とは?


人の精神状態には次の3つのゾーンが存在します。
①平常時ゾーン
②プチうつゾーン
③うつゾーン

うつか、そうでないかで考えられることが多いかもしれませんが、
間にあるプチうつゾーンに注目することが大切です。

順番にそれぞれのゾーンについて確認していきましょう。


①平常時ゾーン

健康な精神状態を保てている状態です。

嫌なことがあっても必要以上に悲観的になることはなく、
すぐに立ち直ることができます。


②プチうつゾーン

平常時ゾーンとうつゾーンの中間となる精神状態です。

プチうつゾーンの特徴として、
平常時ゾーンと比較して感受性が高くなるということがあります。

少し嫌なことがあっただけでも、精神が傷つきやすい状態になっています。
自分に起こった出来事を必要以上に悲観的に捉えるようにもなります。

一度傷つくと、平常時ゾーンと比べて立ち直るのにも時間が必要です。

周りから見れば、ただの感情の起伏が激しい人に見えるかもしれませんが、
日常生活は問題無く送ることができます。


③うつゾーン

うつゾーンに入ると、さらに感受性が高くなります。

客観的に見れば大した問題ではないようなことでも、
大きな問題と感じて精神が疲弊していきます。

周りの出来事全てが自分を攻撃しているように感じることもあります。

このゾーンまで来てしまった場合は、専門家へ相談することが必要です。


このように人の精神状態には3つの段階があります。
当然ですが、なるべく平常時ゾーンにいることが好ましい状態です。

しかし、プチうつゾーンへの移動は誰にでも起こり得ることです。
その上、移動したことになかなか気づくことができないのでやっかいです。

一度プチうつゾーンで適切な対応を行わなければ、
少しずつうつゾーンに近づいていってしまうことになります。

次章では、なぜ人はプチうつゾーンに移動してしまうのかを説明します。


※【5分間自己研鑽】の過去記事は下記からご覧いただけます。             

プチうつゾーンに足を踏み入れてしまう原因


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