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「なぜ三角に切らないの」ー理科系夫が疑問に答えたら
こちらの記事に思いのほか反応があった。
パイナップルケーキをきっちりと半分に切るには
1,パイナップルケーキをそれぞれの対角線で浅く切る
2,その線が交わったところを中心として垂直に切る
この方法に提案や疑問を頂いた。
まとめると以下の2点だ。
1、最初に対角線で二つに切るほうが簡単じゃないの
(かっぴーさん、ひろひささん、よしとさん)
2、中心の点を決めてもそこで垂直にきるのが難しいのでは?
(なーりぃさん)
それではあつこが代表して、その疑問を聞いてみよう
ーーーーー
1、そのまま対角線で三角に切った方が簡単では?
理科系夫「もちろん、そのまま三角に切った方が簡単だ。
だけど、 パイナップルケーキを観察してみると・・・
上の方はツヤツヤしている」
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理科系夫「逆に、下の方はしっとりとしている」
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(薄紙が付いていてはがした)
理科系夫「これはカステラをイメージするとわかりやすい。
●上はフワフワでツヤツヤ。
● 下はザラメが入ってしっとり。
どちらが食べたい?」
あつこ「もちろん両方食べたい!
上も下も食べたい!」
理科系夫(小声で)「そう言うと思った・・・」
あつこ「え、なあに?」
理科系夫「ええと、
三角だとどちらか片側の面しか食べられない
だから、四角に切る」
あつこ(なにか言ってたよね…)
2,✖マークに垂直に切るのが難しいのでは?
理科系夫「正確に垂直に切るのは難しい。
しかも直角定規などの道具が必要だ」
あつこ「直角定規??なにそれ????
うちにあるの?」
理科系夫「こんな感じの定規があるよ・・・・ちょっと待ってて」
あつこ(あるのかい・・・)
(ゴソゴソゴソ、ガタン)
理科系夫「はい、これ」
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あつこ「なにこれーーー」
理科系夫「これは、『一発止型定規』という。直角定規の仲間だ」
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あつこ「・・・・ハジメテミマシタ」(棒読み)
理科系夫「こんな定規を使って半分にするよりも。
対角線を利用した
中心の×印を
できるだけ気をつけて切れば
ほぼ、ほぼ半分でしょ」
あつこ「ソウデスネ・・・」
(直角定規の驚きからまだ立ち直れていない)
理科系夫「より簡単に『ほぼ半分』をめざせる方法を使う。
だいたいコーヒータイムのお菓子を
そんな辛抱強く待てない人がいるし」
あつこ「ちょっと待ってよ・・・・
なんで、わたしをじっと見るわけ」
ーーーーー
以上、答えである。
より美味しく、より簡単を目指した方法だ。
それにしても。。。。
結婚して34年になるけど
「理科系夫には
まだまだ知らないところがいっぱいある」
思い知ったあつこだった。
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