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木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【贅沢に無花果】

秋、今が旬の無花果。
庭にある無花果の木は、17年間、毎年実をつけてくれるありがたい樹だ。

この無花果が右も左もわからずに、このフランスの田舎に引っ越してきた私にとって、人とのご縁を結ぶきっかけになったくれた。


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もう食べごろになった無花果。フランス語でFigue Blanche(フィグ・ブロンシュ(白いちじく)と呼ばれている


ご近所さんとのご縁を取り持ってくれる無花果。

収穫したてを差し上げることが多いが、保存がきかない果物なのでタルトやケ-キ、ジャムなどにしておすそ分けすると喜ばれた。

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今日はうちで楽しむ無花果をご紹介します。

お初物をいただくときはシンプルにそのままいただいて、そのあとは少しアレンジ。

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生ハムとブル-チ-ズに無花果を添えて


生ハムとブル-チ-ズの塩気が無花果の自然な甘さと調和するシンプルな前菜。バゲットにブル-チ-ズをつけながらいただくと、バゲット、いくらあっても足りないかも…。


チ-ズの塩味と無花果の甘みをいっぺんにお口の中で楽しみたいときはサンドイッチに!

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パンの片面にブル-チ-ズを

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縦半分に切った無花果をパンにのせて

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全部のせたらパンで挟んで切り

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秋の贅沢、無花果サンドの出来上がり


生ハムと無花果でもサンドイッチはできるのですが、ブル-チ-ズの方が無花果との密着間がいい感じ。

一度にたくさん収穫できた時はジャムにします。

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688グラム。
レモン汁少々と砂糖は果実の60パ-セント~70パ-セントを入れる。
入れすぎじゃない!?と思われるかもしれないがこれが、あっしゅ風。

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冷蔵庫で一晩寝かせると、水分がでてくる。
これを最初は強火にかけて煮つめていく。
焦がさないように火を弱めあらか調整。
あらかじめ煮沸した空き瓶に入れたら出来上がり。

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ジャムにはお砂糖たっぷり入れているし、瓶は煮沸しているので1年は保存可能。でも美味しいからね、あっという間になくなるけれど。

残念ながら先日、突然、オ-ブンが壊れたため、タルトやケ-キは作れず…


まだまだ収穫は続きます。

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そろそろ葉が黄色く色づいてきました。

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この時期になると、無花果の葉からよい香りが漂う

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賢い鳥達は実が熟すタイミングをよく知っている


この無花果、果実だけではなく、葉を使ってリキュールも作れるそうです。

無花果の葉を煮出して「草木染め」をしているあとりえ・あっしゅ。

今年は水不足が深刻化したフランス、少しでも「環境に優しく」を考えた結果、今年の草木染めはしないと決めました。
煮出した後の布を洗い流すのにけっこうな量の水を使うから。
でも去年の作品があるのでそろそろ再出品しようかと考えています。


* * *


過去にジャム作りのこと、書いています。よろしかったらこちらから

過去のフ-ドエッセイをまとめています。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
感謝です。

またいつかの「木曜のモグモグ」でお会いしましょう。



あとりえ・あっしゅ





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