善意が凶器になる瞬間、あなたはどうする?【中編】
ご高覧いただきありがとうございます。
アナタはアドバイスを受けたことありますか?
多くの人は「ある」と答えると思います。
しかし、アドバイスが人を苦しめていることもあります。
過去、私もアドバイスによって、大変な目にあいました。
なぜ苦しむのか?
その仕組みを考えていきましょう。
アドバイスを受けるとどうなるの?
人間には『空白』というものが存在しています。
これは端的に言うと「知らない。分からない」状態です。
人が『空白』を自覚した瞬間、不安と恐怖を感じます。
この『空白』を埋める方法が、自分の知識や経験値です。
ただ、知識や経験がない場合は埋めようがありません。
そこで他人からの『アドバイス』で「知らない=空白」を埋めます。
すると『安堵感』を得ることができるのです。
人はアドバイスの知識より安堵感が欲しい
ここで大事なのは『安堵感』です。
人が『空白』を埋めたいと思うのは「安堵感の獲得」に本質があります。
知っていると安心するとは、言い換えれば、安心が欲しいのです。
実は知識って二の次なんです。
ところが、安堵感を得た後に徐々に変化が起こります。
行動していけば知見が増え、アドバイスにも疑問が生じるのです。
これが空白が自身の「知識」と「経験値」で埋めなおした証拠。
これこそ『自分の意志』を手に入れた瞬間なのです。
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「正当性を主張する人」ほど助言が好き
そんなアドバイスですが、危険性まおります。
それが、アドバイスをする人間です。
実は、厄介なタイプがいます。
このような指摘をしがちな人です。
私は『押し付けタイプ』と称しています。
結論から言うと『自己肯定を他人の結果で行う人』です。
程度の差はあれ、他人をコントロールし、さも自分の手柄に感じる人。
つまりは、自己肯定感が低い為、自分では自己肯定ができない人なのです。
助言の無視で機嫌が悪くなる人の心理
『押し付けタイプ』には、とある特徴があります。
それが「自分の思い通りにいかないと機嫌を損ねる」のです。
実は、相手を考えてアドバイスしているのではありません。
『自己正当の認定』を第一としているのです。
ここで厄介なのが『押し付けタイプ』の根は善意であること。
だからこそ、あなたが「優しく真面目な人」だと相性は最悪です。
こうした関係性があります。
結果と過程はあなただけのもの
アドバイスで最も重要なのは、本人の性質と合致している事です。
『真面目で優しい人』にアドバイスするなら、
こうして相手に配慮して進めるべきです。
でも、相手の意を介さない思考によるアドバイスも善意ではありますよね。
私は、この厄介さを『善意の凶器』と呼んでいます。
アドバイスを受ける時に、絶対に忘れてはいけないこと
これだけは忘れては行けません。
でも、失敗やら成功やらで多くの人が色々な事を言うと思います。
確かに一理くらいはあるでしょう。
しかし、アドバイスをする事と行動する事は、全く意味が違います。
そうやって、必ず自分に言い聞かせましょう。
日本では謙遜は美徳です。
でも、『権利と義務を放棄する理由』にはなりません。
これは傲慢でも増長でもなんでもありません。
相手と自分は別の存在。
あなたの成果はあなただけの物です。
善意を善意として受け取とり、悪意のように変化させない。
その為にも、断固たる意志を持つことも、あなたにある立派な権利です。
ご高覧いただきありがとうございました。
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