こどもと朝読書 #01 シンデレラ
朝、眠っているこどもを起こす気の重くなる仕事
私はイライラするし、こどもも不機嫌になる
ある日、ふと絵本を読んでみた所、自然とこどもたちの目が開いていき起き上がりました!
その時読んだのがこちら
「シンデレラ」グリム原作
ノニー・ホグローギアン文・絵
矢川澄子訳
出版社 佑学社
図書館で借りてきた本、現在絶版の模様
基本の童話はおさえておきたいよねーと私チョイスで借りましたが、基本のシンデレラのストーリーとはちょっと違うのです。
魔法使いがいない
シンデレラを助けるのは魔法の「はしばみの木」やそこをねぐらにする魔法の白ばとたち
三日がかりの舞踏会、シンデレラがはしばみの木のもとに行くとぼろの服が次のように変わります。
白馬6頭立ての馬車と御者もついてきます。
1日目 空の星をちりばめたようなドレスと銀の靴
2日目 真珠ずくめのドレスにこまかな刺繡の靴
3日目 日光そのものの純金ずくめのドレスに金の靴
12時になると魔法がとけるのは同じようで、2日目までは12時15分前に帰っていたシンデレラですが、3日目は時計が12時をうちだしてから逃げ出し、靴を片方落としていく。
王子は靴がぴっったり合う娘を探して国中の家を訪ねてまわる。
そしてとうとうシンデレラの家へやってくる。
靴のサイズが合わない姉たちだが、まま母の指示で、つま先、踵を切って靴を合わせる。
しかし、城へ戻る途中で血が垂れていることに気づかれて、本当の持ち主ではないことがばれてしまう。
その後はシンデレラが靴の持ち主であることがわかるのですが、
最後のページの最後の言葉は
「ふたりのまま姉さんたちは、いじわるのばつとして、めくらにされてしまいました。」
oh…
※インスタに投稿したものとほぼ同じ内容です。
【榛(はしばみ)についてメモ】
榛(はしばみ)
西洋はしばみ
カバノキ科の落葉低木、種子はヘーゼルナッツと呼ばれる
榛色…ヘーゼルナッツに由来する色の名前、
くすんだ赤みの黄色または黄色がかった薄茶色
個人的にはコーヒー牛乳色と言うとしっくりくる色味
榛色の瞳…グリーンとブラウンの中間の色合い