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運命学の実態

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古典占星術・インド占星術・アスペクト占星術・日本占星術・四柱推命・紫微斗数・風水・姓名判断・易。運命学に親しんだ30年の経験を公開。
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2024年4月の記事一覧

謎は謎のままでいい

谷中商店街の骨董だか土産だか雑貨店の主人が知り合いらしく、 私は辛島宣夫に連れられて店に…

~DAN~
7か月前

影絵のモーツァルト

当時、小綺麗なアパートで一人住まいしていた辛島宣夫は、 横浜のラーメン博物館で週二回、影…

~DAN~
7か月前

その強さ

辛島宣夫はモーツァルトを愛していた。 彼は1923年 上海で生まれた。 戦時下を中国で過ご…

~DAN~
7か月前
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てつじん

ある日、"八百屋お七" の墓参りに私を誘い、 「私の教え子に、ジョージ土門という男がいるん…

~DAN~
7か月前

真剣勝負

私はジョージ土門に正直な思いを告げた。 運命学の実態を知り、もしそこに何らかの妥当性が見…

~DAN~
7か月前
2

量子論と脳科学

運命学の実態は、充分科学的に説明がつくと私には思われた。 量子論と脳科学。 この両科学は…

~DAN~
7か月前
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物理と東洋

量子、という事を考慮に入れて東洋思想を鑑みると面白くなってくる。 それがないとブラックアウトする、という意味での意識を"意識"と言い、 そこに生じる認知過程を"認識"と言うように定義しておくと解りやすい。 物理現象とは本来、意識が意識を見ているという絶対的な運動である事。 そこに認識を投影しながら相対化し、その認識を現実として体験する事。 この矛盾したパラレルワールドを、表層と深層、顕在と潜在とするなら、 環境とそれを知覚する肉体機能が深層・潜在する意識という土台であ

主観

英国の著名な占星術師であり、ユング研究家でもあるマギー・ハイドは、 著書 Jung and Astrolo…

~DAN~
7か月前

一なる世界

マギー・ハイドは、シンクロニシティをⅠとⅡに分けて説明している。 相対的で客観的に観察で…

~DAN~
7か月前
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まやかし

意識という物理現象、その環境という土台の上で、 認識は認識を実在と捉え、それを現実として…

~DAN~
7か月前
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ないほどいい

認識を変えれば、認識世界は変わる。 想像し得る あらゆる事は実現できる。 だが、こんな事は…

~DAN~
7か月前
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何故か

ある日、不動産業を親子二代で営む友人から連絡が来た。 何社かが共同で出資する、デカい契約…

~DAN~
7か月前
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見事だと

鑑定料は五千円だった。 有名どころとしては破格に安い。 "誰でも払える金額で鑑てあげなさい…

~DAN~
7か月前
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ゴークラン

統計について、喧しく言う輩がいる。 殆どは古典物理学としてのものである。 だが、その統計ほど当てにならないものもない。 そもそも、この手法には大きな落とし穴がある。 統計的なデータは、見方によって結論が変わる。 つまり、ある統計対象が特定の範囲に多く見られても、 そこに確実な因果関係がある、という事にはならない。 "二重スリット実験"が証明しているように、 統計から観測を除く事は不可能なのである。 占星術における統計といえば、ゴークランである。 だが、ハンス・ユ