
【学年主任アスパラガスtの学年通信】2025/2/5(水) アスパラガスtが伝える「お金って!?」シリーズ vol.2
おはようございます。公立中学校社会科教師のアスパラガスtです。
ここでは、私が働いている中学校で毎朝発行しているオンライン通信「Colorful日記」の内容を共有しています。
----------------------------------
<2025年2月5日(水)>
【Colorful日記VOL.161】
~ アスパラガスtが伝える「お金って!?」シリーズ vol.2~
おはようございます。
2月5日(水)。
昨日から唐突に始まった
アスパラガスtが伝える「お金って!?」シリーズ
今日は第2回です。
昨日のおさらいをしておくと、
・お金は人生を豊かにするもの
・お金は使わないと意味を見出さないもの
ということをお伝えしました。
わけが分からない人は
昨日のColorful日記読んでみてくださいね。
さて、今日は
お金は信頼関係で回っているもの
というお話をしたいと思います。
僕が20代の時に働いていた学校での
エピソードをお伝えしようと思います。
校区内にパン屋さんがあって、
よく朝の通勤途中に
そこで昼ご飯のパンを買いにいっていました。
そこの娘さんが中学校に入学して、
たまたまアスパラガスtの学年になることなりました。
そんな時に、
いつも通り昼食のパンを買いに行くと、
パン屋さん
「先生、お世話になります。今日は一つパンを足しておきますね」
アスパラガスt
「いやいや、お互い様ですんで。ちゃんとその分も料金を払わせてください」
っていう場面があったんです。
結局、
おまけでつけてもらったそのパン代は払わずじまいだったんですが…
本当は払いたかったんです。
なぜかというと、
お金を払うっていう行為は
信頼関係の上で成り立っていることだ
と思うからです。
少し分解して考えましょう。
1⃣アスパラガスtはパン屋さんに自分の昼食のためにお金を払う
昼食の時間が豊かになる。
↓
2⃣パン屋さんにアスパラガスtが持っていたお金が入る。
パン屋さんのお金が増えて、アスパラガスtのお金が減る。
アスパラガスtはそのパンに自分の人生を豊かにする価値がある
と思っているから払う。
↓
3⃣パン屋さんはそのお金を教育代金として税金で払っている。
アスパラガスtのお金が増えて、パン屋さんのお金が減る。
パン屋さんは自分の娘の人生を充実させるために価値がある
と思っているから払う。
↓
これ以降1⃣~3⃣の繰り返し
こうやって考えていくと、
僕はパン屋さんのことを信頼してお金を払っているし、
パン屋さんは僕のことを信頼して
教育代としてお金を払ってくれているわけです。
そして、
その循環で、
パン屋さんと僕でお金がぐるぐる回っている。
つまり、
お金を払うっていう行為は
相手のことを信頼して、
その価値があると分かって、
払っている
ということになるんですね。
そして、
さっきのパン屋さんの例で紹介したように、
お金っていうのはその信頼関係でぐるぐると
回っているもの
なんです。
いや~
こうやって考えていくと、
僕は責任をもって
みんなに教育活動を提供しないとな
と思うわけです。
だって、
みんなの保護者の方たちが
信頼してお金を払ってくださっているんですから。
ということで、
今日はこのへんにしておきましょう。
明日も僕なりにお金の話をしてみようと思います。
では、今日も充実した1日を。