春の空に書くように
子ども達の入学式が終わりました。
八日が長男の高校の、九日が次男の中学校の式でした。
長男の入学式の日、式会場へ向かう時に桜の名所を通りました。
この noteのヘッダーは、お花見の人と人の隙間から一枚だけ撮れた写真です。
新品のローファーと履き慣れないハイヒール、親子共に痛む足を気にしながら歩きました。
式後、立ち寄った駅ビルでお昼ごはん。
見目麗しきオムライスにデミグラスソース。
長男は、大好きなクリームソーダも飲みました。
その帰り途中、ポツポツと雨が降り出しました。
雨は夜から本降りに、翌朝は強風も。
私は新しい制服が濡れてしまうと心配し、次男は初めてのベルトに悪戦苦闘の朝支度。
うちから歩いて25分ほどの中学校。
次男の傘が強い風に煽られ、二回ひっくり返り(おちょこに)、傘の骨が笑えるくらいおかしくなりました。
「もうだめだー」嘆く次男の傘を、夫が濡れながら直しました。
風に向かってこんなふうに傘を持つのよと、教えながら歩く親子。
だいぶ濡れて到着した中学校体育館は、数週間前に長男の卒業式で来たばかり。
お手伝いのPTAの方々や先生方、見知ったお顔に安心感がありました。
◇◇◇◇◇
新学期、新年度を体感しながら、こうやって予定通り自分が実行できていることを幸せに感じます。
子宮の手術を受け、一ヶ月半が経過しました。
術後一ヶ月検診では「異常なし」と言われ、まず安堵。
血圧の上昇は時々ありますが、薬を飲んで様子を見て過ごせています。
卵巣は残しているものの、更年期症状(主にホットフラッシュと動悸)は頻回に出ます。
女性ホルモンのゆらぎは気長に…と考えています。
退院後、傷口や出血を気にしながら、恐る恐る暮らしていた期間もありました。
身体の奥のほう、内臓が動くような不快感や痛みが急に怖くなったり、重いものを持てない時期もありました。
家事をして、横になって休んで、また家事をして、休んで………
それでも、ずっと寝込んだりはせずに過ごせました。
発熱も、心配になる出血も、激しい痛みもなく、常時なんとなく動けました。
動く範囲や身体への負荷を徐々に広げていき、今は以前と変わりません。
重いものも持てます。
走れます。飛び跳ねられます。
家族からは「退院後ぐったりするのかと思ったけど、わりと元気だよね」と言われました。
身体からのシグナルに向かい続けた日々は、この先の人生で忘れることがないと思っています。
◇◇◇◇◇
五月、私が参加予定の催しが二つあります。
ひとつめ、微熱さんのブックカフェ。
みんなのセレクト、この部分に惹かれました。
みんなって誰だろう?と思うし、どんな本があるのだろう?とワクワクします。きっと、私がいつも手にする本ではない気がします……
ブックカフェに何を持って行こうか。
そう思いながら本を眺める、読む時間が楽しいです。
さらに会場には、おやき専門カフェもあるとのこと。
おやき、私は一度しか食べたことがありません。
大学生のとき、長野の栂池にスキーに行ったとき、夜行バス休憩所売店での定番ともいえる野沢菜の入ったもの。
上記のリンク noteから、微熱さんのおやきメニューをご覧になってみてください。
私は「かぼちゃみたらし」が気になってます。
さらに、さらに!
ワークショップ「くま」もあるという豪華さ!
くまさんが、籐のコースターづくりを教えてくださいます。すごい!
本が好きと言えども、読む本が偏っており、読書量は多くはない自分です。
微熱さんのブックカフェで、気になる本との出会いやnoteのみなさんとの素敵な時間が待っていると思っています。
5月6日(祝月)、よろしくお願いします。
ふたつめ、おだんごさんの文学フリマ出店「おだんごや」の売り子をします。
おだんごさんの夢が叶います。
私はおだんごさんの noteが大好きです。
(どれぐらい好きで読んでいるかはこちらを参照ください)
本になることは、歓喜と興奮。
文フリ会場で、販売に携われることも嬉しいです。
かつてアンティーク着物店員時代「売ることが下手」と言われていた私ですが、心を込めて精一杯、本を販売したいと思います。
声を出し、お客様に積極的にアピールしていきたいと思っています。
#グイグイいっちゃう
おだんごやの売り子としてもう一人、くまさんもいらっしゃいます。くまさんと一緒に出来ることも、大きな喜びです。
おだんごさん本が欲しい
おだんごさんに会いたい
くまさんに会いたい
(あやしもに会ってやってもいい)
ぜひ、おだんごやにお越しください。
これから文フリまでの期間、お知らせしたいことが出てきたら、noteに書いていきたいと思います。
5月19日(日)、文フリ会場でお会いできたら嬉しいです。
◇◇◇◇◇
春がきました。
かけ足だったり、時にドキドキと胸の音が早まったりします。
のぼせて汗が出ている時が、意外にも冷静になれたりもします。
ホルモンの気まぐれには寛大にします。
新しい生活に追いつけ追い越せではなく、自分のペースで進んでいきたいと思っています。
迷わないように。
焦らないように。
春の空にnoteを書く気持ちで、暮らしていこうと思います。