一番鬱だったときの夜

苦悩は果てしない。
夜は、考えなくていいことばかり考える。早く寝ればいいのにね。起きてる限り、死に傾いていく。
どこでどうしようとか、どうしたら死ねるかとか、延々とそんなことの繰り返し。何度も何度もこの繰り返し。

生きてていいのか?生き残ってていいのか?こんな自分でいいのか?ちゃんと母親やれてるのか?息子にとって必要な存在になれてるか?全てに自信がなくなるときがある。死んだら終わりだから、とわかってても死がよぎる。

どうにも死にたくなるときがある。
終わらせたい。

疲れた、死にたい、疲れたしるしの沈むからだ、重いからだ。
何もない。何に頼ろう。何も浮かばない。

全部投げて死にたい。
今日も死ねずに頓服多めに飲んだ。何もない。希望もない。欲しい言葉はもらえない。手に入らないものをいつまでも欲しがっても仕方ない。あきらめるほかない。延々と人生は続いていく、圧倒的につらいことが多いのに。なんで今日も生きてしまってるのか。

死ねば全部解放されるのに。
なんで生きないといけないの、誰かに助けを求めても何もならん。腕切ったってなんもならん。
私は私から逃げられない。
何もしたくない、何も食べたくない、死んだように眠りたい、誰にも邪魔されず眠りたい。

あの時死ねたらよかった。どこで死のう。苦しい、消えたい、もういやだ。

このすばらしい寝床で死にたい。飲んだらそのまま死ねる薬があればいいのに。夜中に目が覚めて眠れない間、どこか行って死のうかとかばかり考える。どうして生きていかないといけないのか。誰も助けてはくれない、誰かに頼ることはできない。自分で決めるしかない。

自分で死んでも汚いからだだけ残る。むなしい、私も死にたい、2人を追いたい、どうにもなれない悲しみが覆いかぶさってくる。

こわい、あと何年生きないといけないの、途方に暮れる、生きていくのこわい、手に入らないのむなしい。もやもやと絶望が満たされていく、もう入院すべきか、もうだめだと思う、このままじゃだめだ、このままじゃ死ぬ。

つらい、こわい、私が死んだら息子がかわいそう、息子は大事、だいすき、この子も母親を亡くすのはかわいそう。私は息子の母親、ひとりしかいない母親、なのに自分を殺したい。引き裂かれるようだ。

早く薬きいて。

毎日気が滅入る、どう止めよう、昼眠ったら夜眠れんくなるからなるべく起きていたい、でも布団にくるまっていると眠ってしまう。起きたら夕方で頭が重い、お迎えに行かなきゃいけない。
なんかしてないと布団にくるまってるだけじゃ頭がやられる一方だからなんかしてないとって焦る、だるいのに、しんどいのに。
薬はどれを変えても効かない。

なんで産まれて後悔したくせに、新たに産んでしまったんだろう。でも息子には楽しい人生を送ってほしいと思ってる、心から思ってる。私は私の人生をどうすることもできなかった。息子は息子の生き抜く技を身に着けて生き抜いてほしい。

私が生きててもどんな幸せが一体あるのか、私は楽しく生きられないのか、たまに楽しみを配置しておいてそれを目指して生き延びていくのか、みんなそうやって凌いでいるのかわからないけど。

産まれてこなければよかった。

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