感情との付き合い方〜魂ある説の採用〜
こんにちは。元気にしてますか。
悲しみや憎しみ、不安や孤独感、無価値感、罪悪感に苛まれてしまう時、眠れないどころではないですよね。
夜は特に気持ちが暴走しやすくなります。
頭が負の感情で一杯になった時、まるでその感情が自分自身のような気がしていませんか。あるいは、そのように感じる心こそが自分だと思っていませんか。
心は自分ではありません。心は脳です。感情は脳が下した判断を伝えている信号です。感情は移り変わります。怒ったり泣いたりしていない平和な気持ちの時のあなたもあなたですよね。私は自分とは何かという問いに『魂』を採用することをお勧めします。数式で言うとxのような感じでとりあえずの何かに名前を与えてみるのです。
イメージとしては、心と言う浴槽の中にいる魂です。感情は液体で、その時その時で種類や量、波の立ち方が変わります。
感情に飲まれて、苦しい、苦しいと思っている時、ふと、底に足がつくことに気がつけば、立ち上がるだけで簡単に顔は出せるのです。そして底に手を伸ばして栓を抜けば流してしまうこともできます。気持ちのことは、イメージで解決できます。感情は機能です。自分自身そのものではありません。自分が今、どのように感じているのかを本体である自分自身に伝える機能です。
それは便利で大切なことなので、無視はしないでください。ああ、そうなんだなと一度認める程度でいいのです。
感情の中で立ち上がることは、客観的になること、底に手を伸ばすのは、しっかりと感情の原因を見つめること。(この時、ポイントは決して自分の感情に善悪の判定をしないことです。心を見つめる時に倫理や道徳はいりません。心の中に社会はありません。正直に感じることを認めてください)
自分の感じていることを理解すればそれで感情の仕事は終わりです。あとは傷を癒したり、解決方法を考えたりすればいいのです。
長い自粛生活が続いて、人に会わず、内観をする時間が増えていると思います。何か引っかかる、負の感情が生まれた時は、自分を理解して、癒し、開放するチャンスです。
私も今現在起こる苦しみが、意外な過去を蘇らせたりして、日々驚きと発見の連続です。どうにか感情に飲まれることなく自分自身を見つめて、新しい時代に持ち越せないものをうまく整理していきたいと思っています。
未来でまた皆さんと何度でも再会できることを楽しみにしています。
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