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noteの伝え方を大反省したら、もれなく私の価値観の優先順位に気づいた。
私の大好きな詩があります。
金子みすゞさんの
「私と小鳥と鈴と」です。
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、地面を遠くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
私の中の大きな価値観の一つに
「多様性の受容」
というものがあります。
大学2年の時カナダに留学して
「カナダに住みたい」とまで大好きになった理由も
「あなたはあなたのままで最高だよ」
という多様性を受け入れる文化があるからです。
そんな私は、先日の記事に書いた
「論理と感情のバランスがリーダーに必要!」
という考えが
「多様性の否定」に繋がりかねないということ
に気づきかせてもらいました。
noteを読んでくれたエンカレのメンバーが
「私の悪口じゃないかと思った」と素直に言ってくれたからです。
(全く否定したつもりはなく、むしろ彼女のロジカルさが欲しいし、すぱっと自分の意見を言えるところなど、心から尊敬しています!!!!
悪口を言ったつもりは本当にないです。言い方下手でごめんなさい。。!)
そんなこんながありつつも
「論理と共感、両方大事」という考えについて
私はなんら変わっていません。
バランス、めっちゃ大事だと思います。
でも、バランスの問題以上に私が大事に思っているのは「多様性の受容」です。
**みんながのびのびと良さを発揮し
足りないところは補い合っていけたら最高**
と思っています。
先日の記事とその伝え方や私の思考について、
そんな反省をしている時
その記事を、就活で出会った先輩が
facebookで拡散してくださいました。
そのおかげで、
まだ出会ったことのない、その先輩のご友人から
おすすめ記事のリンクをいただきました。
この記事がこちらです。
私が大きく心を動かされたのは
この記事の天才・秀才・凡人という位置付けや
「凡人が天才を潰す」というメインテーマではありません。
「コミュニケーションの断絶を防ぐ3人のアンバサダー」
のお話です。
①エリートスーパーマン
②最強の実行者
③病める天才
の3人。
①エリートスーパーマン:「高い創造性と、論理性」を兼ね備えている。だが、共感性は1ミリもない。
②最強の実行者:ロジックをただ単に押し付けるだけではなく、人の気持ちも理解できる。結果的に、一番多くの人の気持ちを動かせ、会社ではエースと呼ばれている。
③病める天才:高いクリエイティビティを持ちつつも、共感性も持っているため、凡人の気持ちもわかる。優しさもある。よって、爆発的なヒットを生み出せる。ただし、「再現性」がないため、ムラが激しい。結果的に、自殺したり、病むことが多い。参考:凡人が、天才を殺すことがある理由。ーどう社会から「天才」を守るか?
私は、このうちの
『②”最強の実行者”が最強である!これこそ正義である!』
と思っていた自分に気づきました。
論理と共感のバランスのとれた人が最強だと思っていて
「私もそうなりたい」と憧れ
そうなろうと努力してきました。
でも、あくまでそれは私の価値観であり
エリートスーパーマンや病める天才も
天才を救ったり、何か事業を起こしたりして
結果的に人々に幸せを届けていくんだな、と気づけました。
バランスがどうこうとか、そんなのは私にとって、何かの目的のために人の心を動かす手段に過ぎないのです。
みんなの多様性を受け入れて、否定しないで、
否定とも受け取られる言い方をしないで、
みんなが自分自身にとって幸せでいられたらいいな、と思います。
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