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朝のウォーキング習慣を楽しく続けられる理由

いよいよ臨月突入。
ドクターから、スムーズなお産のために元気な時はしっかり歩いて、スクワット頑張って!と言われています。

ということで、妊娠9ヶ月からは「毎日8000歩」を目標にウォーキングを始めました。

9ヶ月に入るまでも時々ウォーキングはしていましたが、ジムに行くことが多かったです。ただ、9ヶ月を過ぎてからお腹が張りやすくなって、途中で止まりたくなったり、ゆっくり歩きしかできなくなったので、マシンでのウォーキングが不向きになってしまいました。

ただ、外をウォーキングするとなると時間帯が限られます。最近のホーチミンは本当に暑くて、朝は8時くらいまで、夕方は5時以降でないと30度越えでとても歩けません。

そのため、最近は夫が出勤するタイミングに合わせて家を出て、朝は7時半くらいから30-40分歩くようにしています。(このタイミングを逃すとダラダラしてしまい、あっという間に8時を過ぎて暑くなってしまうのです…)

これまで平日の朝早くに近所を散策することがなかったのですが、いざ毎朝同じ時間にウォーキングすると、今までは知らなかったベトナム人の朝の過ごし方が見えてきて、とても面白いことに気づきました。

ベトナムの朝は本当に賑やかです。

通勤・通学のために行き交う車・バイクのクラクションの音
家族・同僚・友人で集まって、カフェやコンビニの外の席でおしゃべり
おばちゃんたちが音楽に合わせて謎の健康体操?ダンス?
ダーカウ(バトミントンの羽を蹴るスポーツ)で盛り上がるおじちゃんたち
おしゃべりしながら枯葉掃除をするお手伝いさんたち
バインミーや飲み物を売る屋台から賑やかな会話

暑い昼間の近所は静かですが、朝は賑わっているというのが南国ならではという感じですよね。みんな、通勤や通学がある中でも、過ごしやすい朝を目一杯楽しんでいるように見えて、私まで元気が湧いてきます。

ベトナム人の朝ごはんを覗き見できるのも楽しいです。
圧倒的に多いのがバインミー。屋台やコンビニで買って、外で食べたり、袋に入れたまま学校や職場に持っていっています。
お店に入ってフォーやブンを食べる人も多いです。コンビニの前を通ると、肉まん(中に塩漬けの卵が入っている)、インスタントラーメン、菓子パンを買ってコンビニの外で食べている人もいます。とにかく、朝からしっかり食べるなぁと感心してしまいます。
あとは、定番のベトナムコーヒー。フルーツやさつまいもをつまみながら、コーヒー片手におしゃべり。お揃いのポロシャツで集まっている人もいて、同じ会社の人たちが出勤前の一杯を飲んでいるのだと思います。これから一緒に働くのに、朝ごはんまで一緒だなんて仲良しだなあと勝手に想像したり。笑

小さい子どもを学校まで送るのもよく見かけます。恐らくおばあちゃんかナニーさんであろう人が、上下お揃いのパジャマ(テロテロ素材で柄入り)を着て、子どもの手を引いています。これも、日本ではなかなか見ない光景です。


活気がある朝を見ていると、ベトナムをますます好きになった気がします。そして、休職中でゆっくりとした朝でも、みんなと一緒に1日をスタートできた気分にもなります。

決して歩きやすい歩道があるわけではないベトナムですが、外でウォーキングする習慣も悪くないと気づいた今日この頃。出産まであと少し、朝の習慣を楽しみながら安産に向けてしっかり歩きたいと思います。


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