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【本から学ぶ】頑張っても報われない【20-1】

ごきげんよう、皆様いかがお過ごしですか。

本を読んで感じたことや学んだことを書く【本から学ぶ】を始めて、今回で20冊目になりました。自分の悩みにピッタリ合う本、逆にタイトルで購入したけれど読み進めると自分に合わないな~と思う本、それぞれありましたが、どれも自分の糧になっています。これからも続けて行きたいです。

さて、今回の本はこちらです。

HSS型HSPの私が幸せに生きていくためには「自分がやりたいことをその過程も楽しみながら取り組むこと」だと以前、学びました。

「やりたいこと」は「好きなこと」だと思います。この本のタイトルを見たときに「好きなこと『だけ』して生きていく」の『だけ』が自分の心に妙に引っかかりました。本から学んで「好きなことをして生きていきたい」と思いつつも、一方で「それは甘えで、ただワガママを通して生きているだけでは?」とも思うからです。好きなことだけをしてて本当に大丈夫なのか?それで生きていけるのか?そんな不安を解消できるのか知りたくて本を購入しました。

頑張っても報われない

本書を読み進める中で胸にグサッと刺さったのがこの文章です。

どんなに頑張っても報われる保証はありません。
頑張らなければ好きなことができないと思っている限り、あなたは報われない。なぜなら、あなたは自分が頑張らないと認められないと思っているから。
「頑張らない私」には価値がないと思っているから。
だから死ぬほど頑張るんです。「私」の価値を認めて貰いたくて。

でも、どんなに頑張ってもあなたの価値は認められません。

心屋仁之助『「好きなこと」だけして生きていく。』,PHP研究所,2014,P19

まるで今までの私の仕事の姿のようでした。いくら「今日は仕事を頑張りすぎないようにするぞ」と朝誓っても、無意識に全力を出してしまい頑張ってしまいます。ちゃんとやらないと、頑張らないと・・・といつの間にか考えてしまい、自分で仕事を抱えてしまいます。

でも、それでは認められないんですね。確かに思い返せば、頑張っても頑張っても認められなくて、なんなら楽をしていた人の方が仕事を評価されていて、そのたびに心がずれていくような感覚がありました。

「自分には価値がある」ということを信じるための第一歩。それは、まずは頑張るのをやめること。
「頑張らない私」でも価値があるのだと実験してみることです。

心屋仁之助『「好きなこと」だけして生きていく。』,PHP研究所,2014,P21

「頑張って真面目で何でもしっかりこなす私」に価値があると信じてきたので、「頑張らない私」に価値があるとは到底思えません。が、生きづらい今から脱却するためには、今の自分の価値観を突き破らないといけないのでしょう。頑張らない私に価値がある・・・う~ん想像できませんが本文にもあるように、まずは実験のつもりで取り組んでみようと思います。

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