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全国の学校のトイレ事情

 文部科学省の通知の中で一際目立った面白そうな報道があったので見ました。

 何かというと「学校のトイレ事情」についてです。

 自分の過去に勤務したことのある学校のなかでも「うわ〜めっちゃ綺麗!」というところもあれば、「え、、、いつの時代、、、」と思うところもありました。

 自分はウォシュレット付きのトイレしか使用したくないので、和式トイレなんて絶対に使うことはできません(笑)

 正直、転勤になった時まず気にするのはトイレです。

 まずトイレに向かい、どんなトイレかをチェックするところから勤務環境を確認していきます(笑)

 そんな”学校のトイレ事情”が全国的にどうなっているのか知りたくてこの報道を見ました。



⬜️ 文部科学省発表資料

 令和2年9月1日報道発表


⬜️ 公立学校のトイレ状況

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 幼稚園や特別支援学校は学校数も少ないので、予算が回ってきやすく比較的早いタイミングで洋式トイレへの着工ができるので洋便器率が75.8%や79.4%と高くなっていると考えられます。

 また、幼稚園や特別支援学校は洋式トイレを使用した方が教育的にも手間がかからないのも1つ理由なのかと考えます。

 公立小学校・中学校は学校数も多く、なかなか洋式化が進んでいない様子です。

 一方で、文部科学省は平成28年度と比較して43.3%から令和2年度は57.0%に変化したことを示しています。

 つまり、4年間で約14%の変化ということは1年間に3.5%の洋式化が行われたことになり、単純に1年で約47000基のトイレが洋式化したことになります。

 1つのトイレに洋式はせいぜい3、4基であることを考えると16000箇所のトイレ(男女あわせて)が、また、1つの学校におよそ、20〜40箇所ある(男女別)と考えると500学校分ほど洋式化していることになります。

 都道府県単位で見るとおよそ年間で10校分ほどしか着工できていない計算になります。

 このままでは、完全洋式化まで12年かかる計算になります(笑)

 もちろん、地方自治体の予算次第ですが、、、


⬜️ 公立学校のトイレ状況(都道府県別)

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 この都道府県別の結果を見ると、まだ、洋式率が30%代の都道府県があるということがわかります。

 島根県・山口県・高知県では自分は働けないですね(笑)

 逆に意外だったのは富山県です。

 富山県は洋式率が47都道府県中第1位で79.3%とほぼ8割が洋式トイレになっているということが示されています。

 確かに富山県は学校数が少ない方ですが、同数程度の他の都道府県と比較しても割合は高くなっているのがわかります。

 公立学校のトイレ状況も地域の格差が大きく広がっていますね、、、


⬜️ 最後に

 早急に完全洋式化+ウォシュレット付きのトイレの普及を頑張っていただきたい!!!

 


 



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