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物語を紡ぐ方の処方箋 〜薬屋のひとりごとの著者(日向夏さん)のトークセッション〜
物語を作る。普段の自分が書いているものとは異なるジャンルですが、異なる位置にいる方の話を聞くのは、なかなか新鮮で良いですね。
note主催のオンラインイベントに参加しました。タイトルは「薬屋のひとりごと」日向夏さんの処方箋です。
物語を作るということについて、楽しいことから悩ましいことなど、インタビュー形式で様々な話を聞くことができました。こうして物語が作られているのかと、深く考えさせられた企画でした。
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日向夏さんについて
今回インタビューを受けた日向夏さんは、中国の歴史や文化に興味があり、学生時代には宮中のことをとことん調べたそうです。則天武后に対する興味が人一倍強い方です。
則天武后:唐の高宗の皇后であり、664年に実権を握り、690年に国号を周に改めた。中国史上、唯一の女性の皇帝である。
日向夏さんの作品「薬屋のひとりごと」の舞台も宮中であり、中国の宮中をモデルにしています。主人公は宮中に仕える少女で、薬屋の経験を合わせ持ちます。そんな彼女の知的好奇心が物語の軸です。
中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は…
小説投稿サイト「小説家になろう」からの発表作で、ヒーロー文庫より書籍化されました。コミックでも展開されていて、どちらからでも入れる作品です。自分はコミックから入りたいです。
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幹は変えずに枝をかえる
個人的に興味を持てたのが、この「幹を変えずに枝を変える」ということ。
書籍を出版する過程で制約から物語の方向性(選択)を変えることがあるようですが、その際に気を付けていることだそうです。
比較的に自由に物語の方向性を変えるタイプではあるそうです。幹の部分が大きく変わらない範囲で臨機応変に対応するということです。質とスピードをバランスよく取るという印象を受けました。
自分も最初からガチガチに構想を考えずに書き出すタイプなので、その点は似ているなと思いました。最初に結論(幹)はある程度決めるのですが、枝になる部分は書きながら自由に選んでいるような感覚です。
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読者の反応を見ながら展開を考える
ここは自分が見習いたいところです。
自分なりに先の展開を考えながらブログを更新してきましたが、実際に読者の反応がどうなのかは、あまり考えが及んでいませんでした。
ヒントになりそうなのはPV数とスキの数のバランスかなと。ついついPV数を見てしまいがちですが、どうしたら読者に受けるのかを考える時期に来ているように思いました。
自分の書きたいこと書く。その上で、記事の質(例えばスキの数)を増やすにはどうすれば良いか。その辺を勉強してみても良いかなと。
その先に自分の影響度(権威性)が形作られるような気がします。
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おわりに
今回は久しぶりのイベントレポートということで、note主催のオンラインセッションに参加しました。
同じ文章を紡ごうとしている人間として、ジャンルは違えど日向夏さんに親近感を覚えました。同時に学ぶところもありました。
物語の作り方。もとい、良い文章の作り方という感じでしょうか。なかなか忙しい日々ではありますが、定期的に自分の文章を振り返ってみたいです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな1ページに寄り添えたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
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