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多様性を受け入れるには一人ひとりがコミュニティを持つこと
何だか、多様性という言葉がよく表に登場するようになったなと、個人的に感じています。ダイバーシティ・インクルージョン(Diversity&Inclusion)とも言うそうですね。
私が参加している「議論メシ」の企画で、某大企業の人事を担当されている方の発案で、タイトルにあるセッションが立ち上がりました(受容性と多様性のある職場の在り方について考えるセッション)。
今回はイベントレポートとして、セッションを通して私が考えたことを、共有したいと思います。
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多様性の社会的背景について
かつては企業が社員を管理しやすくするために、画一的に個人を集めて、合理的に仕事に当てはめるようなことが当然と言われていた。
そんな時代もあったんだなと、社会人歴9年目になる私はふと思うのでした。私自身は特に画一的な窮屈感は感じませんでしたが、世間の風潮的には感じることが多々ありました。
それが今では「自由な働き方」の名の下に、様々な背景を持つ個人を受け入れている。そして、それぞれが今ある最大のパフォーマンスを発揮できるように、会社がシステム化してきています。
そんな背景の中で人事を担当されているのだから、さぞかし気苦労もあるだろうと言うのが、私が感じた最初の印象でした。
一人ひとりがマイノリティ。そんな個の集団のパフォーマンスを最大化するには、それなりの難しさがあると発案者も発言されていました(これが直接のテーマ)。
それに対するひとつの私の結論は、タイトルに書いた通りです。その理由を次で説明します。
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コミュニティを持つことの効果
議論の中で「マイノリティであることを自らが誇れる文化を築くこと」という話題になりました。マイノリティを誇れるからこそ、多様性が成長していくのでは。そんな始まりからでした。
・意見を持たない(そうなんですねーと返す)。
・違いを認める(自分もマイノリティ)。
・自分と他人は違うことを知る。家庭で教育する。
・コミュニティを複数もつ。
4個目が私の意見でした。私もかつては学校だけ、会社だけのような狭いコミュニティの属し方でした。それが紆余曲折あり、複数のコミュニティに関わるようになりました。
その中で、自分のネガティブに思っていたことが個性に昇華できたり、自分と他人の違いをより広く知ることができました。
自分を全面に出すことも学びました。これまでは、自分からは前に出ずに、誰かの後ろにいることで安全圏を得るような動き方ばかり意識していました。
自分が個性(マイノリティ)を認められない。これが多様性を受け入れる際の、ひとつの阻害因子になっているような気がします。
多様性を知り、多様性を受け入れるには、自らのコミュニティを持ち、それを広げること。これが一番の処方箋になるのではないか、私は思います。
一人ひとりがコミュニティを持つことで、多様性がより共通の事柄になり、理解も進むのではないか。それがコミュニティを持つことの期待できる効果です。
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おわりに
一人ひとりが独自のコミュニティを持つこと。これが多様性を受け入れ、多様性を育むための、ひとつの方法であると私は考えつきました。
今回のテーマ(受容性と多様性のある職場の在り方について考えるセッション)に直接響く答えではないかもしれませんが、ひとつの貢献になれると思います。
また「議論メシ」のセッションは参加していくので、その話もこうしてブログに上げられたらと思います。引き続き宜しくお願いします。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ゆるりとほぼ毎日の更新で取り組んでいます。気まぐれ感はありますが、何卒よろしくお願いいたします。
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