自分の文章力をさらに先のステージに上げたい
相手に自分の意見や想いを伝えるには「文章力」が必須です。これはブログに限られた話ではありません。些細なコミュニケーションの場でも、文章力の差は如実に現れます。
私は3年間ほどブログを書き続けてきたこともあり、多少の文章力は身についたと思います。ふんわりとした思考を整理して文章化するスピードが上がりました。
今回はこれまでの自分の経験から「文章力」を上げるきっかけになったことを、過去を振り返りながら整理してみます。
学生時代の経験
かつて(学生時代)の私は、文章を書くのは得意ではありませんでした。
情報がたくさんあればあるほど、整理できずに長々と書き出してしまう。コミュニケーションの場でも、要点を掴めないような話ばかりしていました。
そこから文章力を上げることができたのは、研究に関する経験のおかげです。研究成果を発表するために論文を書きますが、指導教員のチェックなどを通して、簡潔かつ的確に伝えることを学びました。
論文はどれほど読者にインパクトを与えられるか。これが勝負の分かれ目のひとつ。事実と考察を整理して、ストレートに伝えられるかが重要でした。論文は文字数などの制限もあるので、まとめ方はかなりシビアな世界なのです。
この論文の執筆の経験から、物事を順序立てて分かりやすく説明するスキルが強化されたように思います。
個人的に意識していること
論文を書く際に個人的に気をつけていたのは、文章全体がストーリーとして成立しているかをこまめにチェックすることでした。
その癖が身に付いているからか、今でも記事を書くときに定期的に最初から読み直して、文章全体で矛盾がないかをチェックしています。その点は周囲からも高く評価されているようです。
また、理系の論文は結論ありきなところがあり、あらかじめ結論を立ててから執筆に取り掛かるようにしていました。その影響で、記事を書く際に結論(ゴール)を設定してから書くようにしています。
個人的に、ゴールまでの段階を明確化するほどやる気になる性格なので、これらの癖は良い方向に役立てられています。
これからの課題
論文は読者も研究面の経験のある方々なので、専門用語を多用しても問題はありませんでした。事実と考察に筋が通っていれば良い。仮に専門外の相手でも、ある程度のプロセスを踏んでいればOKでした。
社会人になってからは、この辺の説明に関してハードルが一気に上がりました。難しいことを難しく説明するというのは、全く通用しないのです。
難しいことを簡単に説明する。これが文章力をさらに上げるための、今後の目標です。相手の印象を「難しいことをしている人」から変えていきたい。
雰囲気で判断されるケースが多いと感じるので、雰囲気から変えるために何ができるのかを考え中です。決して簡単なことではありません。難しいとされる用語をひとつずつ着実に説明していくのですから。
自らの文章力を上げるために、この意識のもと、地道に取り組んでいく次第です。
おわりに
今回は自身の「文章力」について、どのように向上させてきたのか、これからどのように伸ばすのかを考えてみました。
再掲ですが、難しいことを簡単な形で説明する。この言葉を意識して、こらからも好きな文章を書くことに取り組んでいきたいです。
自分が自然と出している「難しい」という雰囲気を消せるように。日々精進します。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな1ページに寄り添えたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
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