誰かのエッセイは誰かの人生史に触れることである
先日の休日に参加した「文学フリマ東京37」の話の続き。そこでは、様々な人が書いたエッセイを何個か購入させて頂きました。
特に自分は目的の(じぶんジカン:松岡美希さん)のエッセイを即決で購入しました。今朝から通勤電車の中で読み始めています。
一緒に「年末ノート」も購入しました。おそらくここのエッセイに書いていることがベースになると予想していますが、最終形がどうなるかは分かりません(来月辺りから書き始める予定です)。
まだ序盤の段階ですが、松岡さんがもがいた時間を受け止められたら。普段は現実の話(事象)ばかり見ている自分ですが、そこから外れてみることにします。
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答えが決められていない道を歩む
エッセイ「自分に無理なくはたらく暮らす」は松岡さんのこれまでの変遷と葛藤などを記した、2冊あるエッセイのうちの1冊です。
自分は松岡さんのブログ運営(クライアントワークを兼業している?)をされている頃に知りました。そこから数年間の話がメインです。
今日で50ページ(30%程度)を読み終えました。驚くことに、ここまで30分くらい。人を惹きつける文章術に相当長けている感じがします。
松岡さんがもがいた時間を受け止められたら。その景色は、写真のような紫色の状態かもしれません。自分の中では、答えが分からない状況を示しています。
自分はこの紫色が最近好きになりました。良い意味で答えが規定されていない。そして、この状況を松岡さんは歩まれてきたのでしょう。
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自分の人生選択と納得感の話
自分のこれまでの人生と松岡さんの人生は、衝撃的な事件(出来事)で重なる点があります。
それは精神疾患が発動してしまったこと(だと捉えています)。そこから数年が経過して、松岡さんは個人事業主の道を選んで、自分は会社に留まる道を選びます。
自分は大局的には現状維持ですが、そこから周りの人事異動を経て、安定状態を得るに至ります。
松岡さんの感覚の話もエッセイには書かれていて、そこと突き合わせると、自分の会社に留まる判断がある程度の的を得ていたことだと気付きました。
様々な迷いがありました。会社員(一本)に絞る判断に難色を示す人もいるでしょう。それでも、誰かの答えにただ乗りするのは、行き着くところの「責任転嫁」だと思いました。
正解は自分で作り上げること。少なくとも、今はこれを根幹にしたいと思い直しました。
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自分のエッセイの立ち位置と再考
自分がエッセイを購入したのは、自分のエッセイに対するスタンスを再構築するためでした。
松岡さんのエッセイは本人の価値観(感性)に触れることだと思いました。特に、このエッセイは「葛藤」がいたる所に滲み出ていた。
自分のエッセイの意味も似たところにあります。自分を迷子にしないための記録として。そして、自分を癒すための自助努力でもあります。
葛藤の部分は少し泥臭さを感じてしまうのですが、その思考(過程)は消すのではなくて、見せられる形に残すこと。
泥臭い部分は消す方向に傾いていましたが、松岡さんのエッセイを読んでいて、上記の意識は大切にしたいところだと思いました。
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おわりに
エッセイの良いところは、その人の価値観に刺々しくない形で直に触れられることであると思います。
エッセイ「自分に無理なくはたらく暮らす」は読了まで先が長いですが、これからの自分を見つめ直す一冊として、最後まで自分に流し切りたいです。
自分の人生に対する完全な答えにはなり得ないけど、このエッセイを自分の軸のひとつとして、納得できる形で取り入れられたらと。この引用のように。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。この記事があなたの人生の新たな気づきになれたら幸いです。今後とも宜しくお願いいたします♪♪
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