#143 人類皆庭師
花は植えた種によって咲く花が変わります。
ひまわりの種を植えればひまわりが咲きますし、アサガオの種を植えれば、アサガオの花が咲きます。何が言いたいかと言えば、何を咲かせたいかで植える種を変える必要があるということです。
別に”ガーデニングをしてお花を植えましょう!”という話をしたいのではなく、ジェームズアレンの「原因」と「結果」の法則の話です。
結果を花。原因を種に例えます。
咲かしたい花を咲かせるには原因(理由)を用意することが大事です。
理由っていうのは、様々ですが、「金」「1位」「物」「時間」「自由」「仕事」「学力」などでしょうか。欲しい結果は人それぞれです。
学生の頃の私は「全国IH優勝」「大学にスポーツ推薦で入学する」「全日本インカレの決勝出場」などでした。
今の私は「400mハードル現役復帰」「110mハードルの自己ベスト更新」「月収50万アップ」「ヨウムを飼う」という目標があります。
この目標に対して、結果を得るための原因の種を植えます。
例えば、筋トレ。陸上のトレーニング。仕事の勉強や自分の仕事の収入を上げること。ヨウムを買うための条件にむけて動くこと。
やることを全て書き出せば、あとはやるだけです。種を植え、花を育てます。
心は庭に例えられ、庭に実らしたい結果の種を植え、花が咲くまで育てます。
ただ、育てる中で心には雑草が生えてきます。心は周囲の状況や環境で変わります。なので、人の心は綺麗整え、メンテナンスが必要になります。ただ、何もしなければ雑草が生えてきて何が生えているのかわかりません。
心の雑草は自分で抜くしかありません。周りの人や環境が雑草を抜いてくれません。自分の心を手入れ・メンテナンスするしかありません。
人類皆庭師です。
自分で手入れをしていると、どうメンテナンスして良いか理解できます。
手入れも習慣です。要は自分の心の癖を掴み、自分の機嫌を取るということです。
自分自身を変えることは可能ですが、周りの環境を変えることは難しいです。咲かせたい花があるのならば、環境を変えることも必要でしょう。結果に対して素直に努力できる環境を自分で整えていくこと。自分の環境を変えるというのは、「今まで居心地の良かった場所から一歩踏み出す」ということなので結構勇気が必要です。様々なストレスや辛さは必ず出てきますが、そのギャップに成長があります。受けた辛さ苦しさも成長の糧です。成長の糧にできるかは自分次第なのです。
自分の目標に対して素直であれば、少しずつ努力することができます。環境を変えることも立派な努力です。努力していれば結果に近づくので、必然的に欲しい結果が手に入ります。
どんな花が咲く種を心に植えるか。。。
これが大事です。結果は必ず出ます。出た結果をしっかりと見定め、反省しリスタートを切る。花は何回でも咲かせることができます、咲かせたい花が咲くまで、自分の心に種を植えましょう。