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②感情を高ぶらせないようにする

子どもが隠していた悪い点数のテストを見つけて思わず声をかけて荒らげてしまう…。似たような経験が、多くの方にあるはずです。

感情のなかには行動を抑えきれないほど強いものがあり、それを心理学では『情動』と言います。
激しい怒りを感じると『怒鳴る』『物に当たる』といった行動を取りやすく、こうした行動は後で自分を落ち込ませます

イヤな気持ちを周囲にぶつけないためには、感じるを高ぶらせないことが重要です。
冷静でいられなくなった時は、怒りや落ち込みの原因となってる人や場所、物から一度離れるのが有効です。

これを心理学では『ディストラクション』と言い、対象が見えなくなるだけで冷静さを取り戻せます。

また、物事を良い方に考えるクセをつけることも、ネガティブな感情を鎮めるのに有効な方法です。悪い面ではなく良い面に、無理なことではなく出来ることに目を向ければ自己嫌悪に陥るような行動を取らなくなります。

自分が感情的になりやすいと思っている人は、まずはこの二つの方法を意識して取り入れてみてください。感情をコントロールする力は、日々の訓練によって身についていきます。

一旦距離を置き、良い面にも目を向けるようにしましょう。

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