白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし
陶芸家 黒田泰蔵。白磁の美しさや「水の展示室(設計:安藤忠雄)」のイメージの印象が強く、お人柄まで想像したことがなかった。
そんな折、『白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし(会期終了)』展へ。
真っ白な会場に、とってもカラフルな日々が展示されていて、驚きました。
そして、黒田泰蔵といえば白磁!に辿り着くまでの試行錯誤した色んな作風の器は、何かを成し遂げるためのフラストレーションを溜める大切な時間の展示のようで、とても素敵でした。
『僕が持っている本って、家に関するものがすごく多いかもしれない。
——— 不思議だけど、居心地がいいと感じる空間って、どんどん小さくなっていきますね。仕事場が中心で、ベッドを兼ねたベンチが置いてある。それで十分だな、と思います。(黒田泰蔵)』
暮らしの写真には、とてもチャーミングな生活者の面影がうかがえる。
展示会場の最後に、自然光を浴びる白磁が飾られていた。
白磁を見ながら、振り返るとカラフルな日々が見え隠れする展示会場の構成も、
とっても美しい。白の中のカラフル!
美と生活の拮抗。生活ってイノベーションなんだな〜
なんて思いながら、帰り道はルンルンでした。(気分はスキップ!)
福井
『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
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