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森の上の美術館 as it is(設計:中村好文)

こんにちは!アーキロイドの福井です。
友人とたびたびドライブで訪れる私的パワースポットへ。
(近くにすし屋の江戸勘という美味しいお寿司やさんがあるので、ぜひ!)
古道具 坂田の坂田和實さんが「物の美しさとは何か」を確かめるために建てたもの。設計は、建築家・中村好文さん。

「as it is」の名前の由来は、
1952年、柳宗悦が国際工芸家会議で仏教美術について講義をした時、その基本思想を伝えるために使った言葉で、禅の用語では「只(タダ)」「そのまんま」。
それを美術館の名として戴き、目標としたそう。

外壁は、敷地の土を使っていて、生えてきたよう。

いつも、ここでお茶をいただきながら、ゆーっくり過ごす時間がとってもいい。
気候のいい時は、外に出て。

扉は、16世紀のスペインの扉。
なんて言っても余白がいい。物の美しさって空間とのバランスなんだな〜なんてしみじみしてしまう。物の前にでしゃばらない美術館です。

価値観なんてバラバラなほうがいい。
みんながそれぞれ「ひとりよがりのものさし」を持ってくれれば嬉しい。
(「ひとりよがりのものさし」坂田和實 より)


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
のWEBサイトを公開しております。ぜひご覧ください。
設計のご相談・ご依頼お待ちしております。




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