五ヵ月連続刊行、締めは怪談シリーズ第四弾!
3月から続く5ヵ月連続刊行も、ようやく最後となる。
締めは『怪談物件マヨイガ 蠱惑の呪術師』だ。
九重庵が呪いを解く物件シリーズの後半である。
本書は怪談シリーズ第四弾となっているが、『ニライカナイ』と『マヨイガ』は両者とも上下二巻構成になっている。
『ニライカナイ』から続く展開も含まれるものの、『マヨイガ』のみ読んでもらっても問題はない。四冊読むのは厳しいかも……という人もご安心頂ければと思う。
前回は不動産会社マヨイガの物件の謎に焦点が当たっていたが、今回は九重庵に絡みつく因縁がメインになっている。
新しく登場する、明るく饒舌な呪術師・八坂或人と九重の関係にご注目頂きたい。
初版には、カバーイラストの栞が付いているのでお早めに。
本シリーズは蒼月にしては怖めのシリーズなので、猛暑となる本夏、納涼の一環としてお手に取って頂ければと思う。
余談だが、『怪談物件マヨイガ』の発刊をきっかけに、オリジナル企画『東京地下迷宮街』も更新したいと思っていたのだが、ここまでズルズルと引きずってしまった……。
続きは最後の更新からそれほど経たずに書き終えていたのだが、個人制作だと書いて満足してしまうのがよろしくない。その上、締め切りもないので、一カ所でも修正の余地があると、無限にブラッシュアップしたくなってしまう……。
万が一、楽しみにされていた方がいらっしゃったら、この場を借りてお詫び申し上げます(床に額をこすりつける土下座)。
なんとかしたい~~~(心の叫び)
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