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【学習支援】小3 文字の書けない息子は学習障害(SLD)?発達性協調運動障害(DCD)?

我が家の息子は文字が書けない!

正確には
覚えていない!鏡文字!書き順バラバラ!!

少し前から考えていました…
息子…学習障害じゃない…?

調べてみるとちょっと違う…
これは発達性協調運動障害か!?



学習障害(SLD)と発達性協調運動障害(DCD)の違い


学習障害(SLD)も発達性協調運動障害(DCD)も学習面の困難さが見られますが、そこには違いがあります!

LDの子は8割が音韻意識の力に課題があり「読めない」また「読んでも意味が理解できない」状態。

「りんご」と読んだときに単語ではなく音で「り・ん・ご」と区切って読んでいて、音から対象物等を想像することに困難がある。


それに比べてDCDの子は想像はできるし単語として読める。

どちらかというと視機能に問題があり、読んでいる箇所を見失うなど、思った通りに文字が読めない状態にあります。


学習障害と発達性協調運動障害への「読み」支援


LDの子の支援としては音をイメージとつなげていくことが挙げられます。

サポート例
・読んだ文章を絵にしてもらう→音とイメージを一致させていく

・音読をスモールステップで行う
 ①支援者が読む
 ②支援者に続いて追い読みする(文節区切り)
 ③追い読み(文で区切る)
 ④間違い探し読み(先生がわざと間違えて読む→子供は正しく読む)
 ⑤慣れたら自分で読む

・粘土等を使って触覚で覚える
 ※視覚と触覚は脳で同時処理されるため置き換えが可能

・認知負荷を軽減するためにリーディングスラガーやカラーバールーペの活用

・ビジョントレーニング

漢字の書き順がバラバラ!?鏡文字!?の理由と対処法


漢字の支援方法はいろいろありますが、私は息子専門の凸凹について!
息子が漢字を書いているのを観察すると漢字の書き順がバラバラ!
さらに細かい部分で書き間違い!
あげくのはてには鏡文字!!

惜しい!惜しすぎる!!

この困難の理由は継時処理が苦手で見る力に頼って書いているから!!

継時処理とは物事を順序立てて考えたり、時間軸で考えたりする力。
情報を順番に一つずつ、時間的な順序によって処理していくことを指します。


このタイプに有効なのは支援ワークであるようなパーツ分け(漢字足し算)や唱えながら書く方法。

それぞれの特性にもよりますが、息子のように知覚推理が高い子は象形文字やパーツに分けて語呂合わせで覚えていくのが有効です!

遊びながら学べる「漢字はかせ」もおすすめです!


それぞれに合ったやり方で負担なく学習できますように!
今日も家庭学習がんばるぞ~!

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aoママ
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