5ページの絵本
夏休みの宿題の一つとして、読書感想文的なものがあった。
小2娘は夏休み開始3日ほどで感想文を書いたそうで、
私は感心しながら「その内容はどんなものだろうと」確認してみると、
その内容に言葉を失った。
それは、只々内容の一部分が書き写されているものだったから。
まぁそれでも、文章は得意ではないし仕方ないかと思いつつ、
「何の本を読んだの?」と質問をすると、どうやらチャレンジタッチのレンタル図書館から「おとうふちゃん」という絵本を選んだようだ。
どれどれとチャレンジタッチの図書館ページを開き確認してみたが、
どうにもレンタルされた形跡がない・・・。
「レンタルして読んだんだよね?」と聞いてみたところ、「読んだ!」との返答。
そう言い張るので、どの部分を読んで感想文を書いたのかを探ってみると、、、
どうやら読んだのは「試しに読んでみる」という部分の5ページだけ。
つまり、イメージを掴んでもらうために用意された冒頭のサンプルの部分だ。
もちろん、サンプル5ページでお話が完結するわけもなく、
「○○君はおみそ汁が好き」などのようなことしか書かれていない。
それを自信満々に書き写し、そしてそれが見事に間違っている。
「冒頭の5ページだよ・・・」
「どう解釈したらそれを間違えるのか・・・」
オイオイオイ!!!
とツッコミどころ満載。
仕方ないなと思いつつ「レンタルしてフルページ読んでね」と伝えると、
「ダメだよ!ママがまだレンタルしないでって言ってたよ!」と謎の反撃を受ける。
どうやらママは「一気にレンタルしても読みきれないから、順番にレンタルしようね」と伝えたことが、娘はレンタルしてはダメと解釈したのだろう。
全35ページの絵本を読むのに費やす労力がこれか・・・。
100ページの本を読むのにはまだまだ時間がかかりそうだ。
まだ絵本だしね。