問題解決とメンタルヘルス【心理学】
ないにこしたことはないのですが、日常生活でさまざまな問題や悩みに直面しますよね。
そんな時に使える認知行動療法の方法のひとつに問題解決療法があります。
実はわたしもそんなに詳しくはなかったのですが、今回研修会をするのに取り上げたいテーマのひとつだったので、調べてみましたので、みなさんにもおすそ分けしたいと思います。
問題解決療法は、悩みや問題を客観的に捉え、解決策を見つけ出すプロセスを通じて、メンタルヘルスをととのえる方法です。
多くの場合、以下の手順で進めていきます。
皆さんも今お困りのことがあれば、紙とペンや、スマホやパソコンのテキスト機能を使い、書き出してみてください。
1.問題を明確にする
まず、悩みや問題を具体的に明確にしましょう。例えば、「最近、仕事がうまくいかない」と感じる場合、「具体的にどのような状況が問題なのか?」を考えます。例えば、「プレゼンテーションが苦手で、上手く伝えられない」という問題を書き出しましょう。
2.目標を設定する
次に、解決したい問題に対して、目標を設定しましょう。今回の例では、「プレゼンテーションで自分の意見を効果的に伝える」という目標を立てます。みなさんも目標を書き出してみてください。
3.解決策を考える
様々な解決策を思いつくまで、アイデアを出し合いましょう。例えば、「プレゼンテーションの練習を増やす」「先輩にアドバイスを求める」「資料を工夫してわかりやすくする」など、さまざまなアイデアをリストアップします。
とにかくたくさんの解決策をあげてみましょう。できるかできないかはここでは置いておいてください。
4.解決策を評価・選択する
リストアップした解決策を、実現可能性や効果を考慮して評価し、最適な選択肢を選びましょう。
先ほどリストアップしたものに○△×でつけていってもいいですし、良さそうな順に数字を振っていくでもいいです。
今回の例では、「プレゼンテーションの練習を増やす」が最も効果的と判断し、この方法を選択します。
5.行動計画を立てる
選んだ解決策を実行するために、具体的な行動計画を立てます。例えば、「週に2回、30分間プレゼンテーションテーションの練習を行う」という計画を立てることができます。
計画の立て方はこちらの記事も参考にしてください。
6.行動計画の実行と評価
計画に沿って行動し、行動したあとに振り返りを行い、効果を評価しましょう。
例えば、1ヶ月後に「プレゼンテーションのスキルが向上したか?」を検証します。
もし効果が得られなかった場合、別の解決策を試すか、計画を見直すことも大切です。
いかがでしょう、そんなに難しくなく取り組めそうでしょうか?、
問題解決療法を実践することで、問題に対処する力が身につき、メンタルヘルスを維持することができます。
すぐに効果が現れないこともありますが、うまくいかなくても焦らず、続けて取り組んでいただいて、それでもうまくいかないときは違う取り組みができるかもしれません。
また、問題解決療法は、他人と協力して進めることもできます。
友人や家族、職場の仲間と一緒に悩みや問題を共有し、解決策を見つけることで、人間関係も深まります。
メンタルヘルスのことに限らず、さまざまな場面での問題解決にも役立てることができますので、ぜひ活用してみてくださいね。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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