クソリプする人、読解力ないっていうより認知歪んでんじゃね?説【憂世で生きる智慧】
クソリプと認知バイアス
この動画では、クソリプが生まれる背景について、認知バイアス(認知の歪み)が大きく関わっているという視点から解説されています。
一般的には、クソリプを送る人々は「読解力がない」「国語力がない」と一蹴されがちですが、この動画ではそれよりも認知バイアスが影響していると指摘されています。
0:19 認知バイアス(認知の歪み)とは
4:34 1.敵意帰属バイアス
8:14 2.エコーチェンバー現象
9:34 3.ダニングクルーガー効果
1.敵意帰属バイアス
敵意帰属バイアス(Hostile attribution bias)とは、心理学および社会心理学の概念の一つで、他人の行動を敵意的な意図を持って行われたものと誤って解釈する傾向を指します。
たとえば、子供が別の2人の子供が囁いているのを目撃した場合、自分について否定的なことを話していると思い込むことがあります。
敵意帰属バイアスは、歪んだ認知によって、実際にはない敵意を感じ取ってしまっているとも言えます。
敵意帰属バイアスに陥っている人は、自己肯定感の低さや自分を認めることができていない劣等感、それに伴う認知の歪みなどがあります。
日常的なちょっとした場面で、すぐに怒りを感じる人は、敵意帰属バイアスが強い可能性が高いです。
2.エコーチェンバー現象
エコーチェンバー現象(反響室現象)とは、自分と似た意見や思想を持った人々が集まる場(電子掲示板やSNSなど)にて、自分の意見や思想が肯定されることで、それらが正解であるかのごとく勘違いする現象です。
エコーチェンバー現象は、閉じた部屋で音が反響する物理現象になぞらえています。
たとえば、SNS上の特定のコミュニティにおいて、「〇〇の次に△△がブームになるはずだ」という意見に対してコミュニティ内で多くの賛同を得ている場合に、その意見がまるで世論そのものであるかのような錯覚に陥ってしまう現象のことを指します。
エコーチェンバー現象は、人は「自らの見たいもの、信じたいものを信じる」という心理的特性を有しており、これは「確証バイアス(Confirmation bias)」と呼ばれています。
3.ダニングクルーガー効果
ダニングクルーガー効果とは、正しい自己評価ができず、自分を過大評価してしまうことです。 思い込みや先入観によって非合理的な判断をしてしまう「認知バイアス」のひとつで、誰もが陥る可能性があります。 ダニングクルーガー効果は一見してうぬぼれている状態に見えるため、本人の性格の問題だと考えてしまいがちです。
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