【共感覚の認知を広げる】「完全に解明されなくてもいい」
先日の静岡でのトラックお披露目会にて、山岸運送グループの山岸社長と少しお話する場をいただいた。
共感覚の話を興味深く聴いてくださり、「まだ色々な説があって確かではなく情報が少ない」という話をすると、タイトルにある言葉をいただいた。
この世には、色々なものがあり、なぜこうなるのか目に観えずわからないものというものは存在する。例えば東洋医学の気の流れなど。
以前に柔道整復師の方のインタビュー取材を文字起こしした際に、
そのようなことを言っていた。西洋医学と東洋医学は、まるで別の角度からのアプローチだが、両方を学び駆使することで体を整えるには必要なのだ、と。
私のこれらの知識はここまでなので、これ以上は言及することはできないが人間の体は不思議によくできているもので、何年かかっても完全に再現できない、という話もある。
カメラのレンズも、そうだ。人間の目を模倣して作っているが完全に近づけることは未だに出来ていない。
共感覚も研究を続けているが、確実にこうだ、ということを言うのはとても難しいのではないだろうか。色共感覚については研究が進んでいても、では触覚や味覚は?データが少なく、完全にこれが正解だという情報は取れないのではと考える。
研究を進めるには認知が必要なわけで、被験者の分母を増やす必要があるだろう。個性が強く何パターンもあるわけだから気の遠くなるような話のようにも思う。
だけど山岸社長の言う「解明されないものであってもいい」という考え方は私には持っていなかった。根拠がないと人は受け入れてくれないものだと思い込んでいたからだ。
認知を広めて、根拠も作って、それから…
そんなことを言っていたら何年先になるかわからない。少しでも一人の人にしっかりと理解してもらう。解明されていない箇所があっても、それでいいのだ。
そのような部分がある、それが「共感覚」であり、だからこそ知ってほしい、これからの未来のために。
凝り固まった頭をほぐしていただいたような、そんな気持ちになれるお話を聴けて、とても良い機会だった。
山口葵
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