転職を3回したことで、文句や不満がある人はいつも同じ人だと気づいた経験‥
どんな環境にいても、文句を言う人は文句を言い続けるし、不満ばかりの人は不満を言い続ける。
私がそう感じたのは、自分が3回も転職をし、かつての自分がそういう人間だったからです。
社会人1年目のときには、とにかく職場の人間関係が嫌で嫌で仕方がなかったのを覚えています。
今思えば、だいぶ同僚にも恵まれていたほうだなと思いますが、当時そこの場所でしか働いたことがなかった私にはそんなこと分かるはずもありませんでした。
毎日、いろいろな人に不満を抱いては、文句ばっかり言っていました。そこの仕事場では結局4年半ほど働いて、新しい仕事へと転職をしました。
転職したときには「これで幸せな日々が待っている。」とまるで自分が生まれ変わったように思えました。新しい仕事場にも、期待で胸いっぱいにしながら出勤したのを覚えています。
転職をして新しい仕事に就いたのに、上手くいったのは最初の1~2か月だけでした。ちょうど仕事が慣れてきた3か月目頃から、また仕事内容での不満を抱くようになりました。
「こんなことなら前の会社にいたほうがよかったのではないか‥」
あれだけ不満ばかりだった前職に戻りたい気持ちさえ出てきたのは自分でも驚きました。
2社目は、他にも、仕事の環境や、仕事内容、そして通勤時間がとても長くストレスになり、結局1年間でその仕事を辞めました。
3社目の仕事は今も働いている仕事場ですが、今はここで働き始めてちょうど5年目を迎えています。でも、勿論この仕事場がすごくよかったわけではありません。
やはり、1社目、2社目、同様に不満に思うことや文句を言いたいこともあります。どこで働いていても、不満や文句が出るものです。
私は3回も転職してようやくそんな当たり前のことに気づくことができたのです‥。
大事なのは、その不満とどのようにして自分が向き合っていくかなのです。私は、自分は変えられるけれど他人のことは操れないと思っています。
人間関係で悩んだときには、自分の思考を柔軟に変えるか、ストレスを感じた相手と距離を置くかの2択しかできることはないと思っています。
文句を言うのは簡単です。
でも今の私は、文句を言う前に、相手の気持ちを考えたり、自分でどうしたらよかったのか振り返ることにフォーカスするようにしています。
文句や不満を口にすることは簡単ですが、どんな場所にいても誰と働いていても、結局文句や不満がある人はいつも同じ人です‥。今の職場でもいつも文句や不満ばかりをベラベラ話しているおじさんやおばさんがいます。
でも、やっぱりそういう人を見ていると成長が止まっているように思います。かつて1社目、2社目で働いている自分を見ている気になりますが、客観的にその人たちを見ていると周囲の人からもいつも文句と不満ばかり言っている人と呆れられているように思います。
そこから、1歩前進して、文句や不満が出ないために自分には何ができるのかを考えられる人間になれると自然と文句や不満を口に出さなくなるものです。
置かれた場所で咲きなさい
そんな言葉があります。
人はどこで働いていても、どんな人と一緒でも、
結局自分次第で変わることができます。
逆に自分が変わらなければ、何度転職したって
変わらず不満や文句を口にする人間になってしまいます。
自分が置かれた場所でどうやったら活躍できるのか、
仕事しやすくなるのかを考えて行動するのみです。
不満や文句ばかり言っていても何も変わりません。
どんな場所でも、自分次第で輝くことができるのです。