更年期以降に体力があるということの重要性
中年になって体調を崩して寝込むと、
体力低下が半端ない。
昨年末に
人生初の
インフルエンザにかかり寝込みました。
感染してからの
症状悪化のスピードが速いのにも驚きましたが、
解熱後も全身の疲労感が残って
なかなか
本来の日常生活に戻るのに
時間がかかることに、
驚きを通り越して
危機感さえ覚えました。
声の大きさはいつもの半分、
歩く歩幅もいつもの半分で
よちよちヨタヨタ。
「声も歩幅もちっちゃ」と
自分で自分にツッコんでしまうほど。
咳のしすぎでお腹は筋肉痛、
首もガチガチ、
鼻を噛めば耳が痛い。
よく高齢者が入院すると、
あっという間に寝たきりになってしまう
というのを聞きますが
それがよーくわかりました。
一気に老け込んだ感じがするあの感じ。
久しぶりに寝込んで感じたのは、
やはり身体が元気でないと
何をするにも楽しめない、
ということ。
食欲はもちろんのこと、
仕事をする気も、好きな映画を観ることも、
湯船に浸かってゆっくりすることさえも。
あらゆる欲が小さくなります。
「体力がないと体力がない思考になる」
とはよく言ったもので、
体力と気力は
やはりイコールなのだな、
ということをひしひしと感じた年末年始でした。
そう考えると
やはり大切なのは
「予防」と「リハビリ」
どちらも自分でできるのが一番ですが、
運動や呼吸法、
脳や心をリラックスさせる
マインドフルネス瞑想については、
やはり専門の勉強をしたプロに指導してもらうといいです。
私もこれまでの人生節目節目で、
瞑想、ヨガ、加圧トレーニング、
ピラティス、呼吸法などを
専門家と一緒にやってきました。
それが今、
自分の心身の糧となっています。
健康の土台となり、
体力や気力を保ち続ける力となっています。
決していつも
元気いっぱい!筋肉モリモリ!
を目指すわけでなく、
好きなことをする気力と体力も持ち続ける努力は
やっぱりしたほうがいいよね、
という、今年最初の自分の身体からの教えでした。