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仕事において大事だと思う「意図のやりとり」について
こんにちは。そしてメリークリスマス!
株式会社Antwayのピープル&カルチャー部の責任者を務めている須田です。
早いもので2024年もまもなく終わりに近づいています。
ちょうど1年前の今頃、Antwayに内定をもらって入社することが決まりました。その後、今年の3月に入社し、あっという間だったと感じる一方で、本当に様々な仕事に取り組ませてもらい、濃密な時間でもありました。
この記事では、Antwayで過ごす1年目の年末を迎えるにあたり、ひとつの区切りとして、私が仕事で大事にしていることのひとつを言語化してみようと思います。
私が仕事で大事にしていることはいくつかあるのですが、そのひとつが「意図のやりとりをする」ということです。
私の担当しているピープル&カルチャー部(以下、P&C部)のメンバーは、私が入社以来、MTGや1on1の場で「意図のやりとりをしよう」という話を何度も言い続けているので、かなり聞き飽きていることと思います(苦笑)。
それくらい日々の中で「意図のやりとりが大事」ということを言い続けています。
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言葉ではなく意図が大事
私には6歳の娘がいるのですが、朝保育園に連れていく際、娘の準備が進まず、早くしてほしいなと思いながら「カバン持った?」と聞くと(イライラを見せないように優しく聞きました)、「急かさないで!」と返されたことがあります。お子さんのいらっしゃる方は誰しもこうした経験があるのではないかと思います。
このときの「カバン持った?」という言葉に隠された「早くしてほしい」という思いが私の考えている意図です。子どもは発せられた言葉の裏にあるこちらの意図というのを本当によく感じ取っているなと思います。
大人になるとどうしても実際にやりとりされる言葉を重視しがちで、その裏にある意図を軽んじてしまうところがある気がしています。ただ実際には言葉だけでなく、意図も含めて相手に伝わっているはずです。言葉のやりとりだけでうまくいくなら、世の中でこんなに人間同士の揉め事は起きていないはずだよなと思ったりします。
ですので、大事なのは言葉と意図を一致させること、そして意図もきちんと言葉にして伝えることかなと思っています。
意図って何?
辞書で「意図」の意味を調べてみると、「なにかをしようとすること、おもわく、もくろみ」などと書かれています。
おもわくとかもくろみと聞くとややネガティブな感じもしてしまいますが、私の考えている「意図」は、「なにかをしようとすること」という意味が一番近いかなと思います。ただ、もう少し広い意味で捉えています。
相手に何かを伝えるときにこちらが本当に伝えたいこととそれを伝えたいという思い
何かを実行する際にそれによって実現したいこちらの目的や背景
などが私の考えている「意図」です。
ですので、意図のやりとりをするというのは、
こちらが伝えたいという思いを持って、本当に伝えたいことを相手に伝える。また、相手が本当に伝えたいと思っていることを受け取りたいと思ってちゃんと受け取る。
何かを実行する際にその内容や方法だけではなく、その目的や背景まで丁寧に伝える。また、相手が何を実行しようとしている際にもなぜそれをしようとしているのかをきちんと確認する。
ことだと考えています。
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なぜ意図のやりとりが大事なのか?
なぜ私が意図のやりとりが大事だと考えているかというと、一番は「無駄なやりとりをなくす/減らすこと」ができるからです。
仕事をしていてストレスに感じることはたくさんあると思いますし、ストレスの大きさは人それぞれかもしれませんが、誰しもがストレスだと感じるのが、やりとりを何度もしなければいけなかったり、手戻りが発生することではないかなと思います。
一度で済むようなメール・チャットのやりとりが何度も続くとイライラしませんか?「それは最初から聞いておいてくれれば一回で返せたのに…」と。指示や依頼通りのものを出したら、「これを追加してほしいんだけど」と言われてやり直しみたいなこともよくあると思います。
ただ、このようなことが発生してしまうのは、相手側にも問題があるとは思いますが、こちらが相手の言っていることをそのまま聞くのではなく、相手の意図を受け取ろうという努力をすることで避けることができると思っていますし、こちらの目的や背景を伝えることでも避けることができると思います。
意図のやりとりをすることで、無駄なやりとりを減らし、結果的に仕事のストレスも減り、仕事の生産性も上がる。だからこそ、意図のやりとりが大事だと考えています。
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人事の仕事は「意図のやりとり」でできている
私がメンバーに対して「意図のやりとりをしよう!」と繰り返し伝えているのは、私たちが「人事」という仕事を担当しているからという理由もあります。例えば我々が企画する制度や施策というのは、社内のメンバーの最大公約数をとったものになりがちです。
それは、社内メンバーそれぞれ置かれている環境や状況が違うからです。
ある人にとってはすごく求めていた制度でも別のある人にとってはどうでもいいものだったりします。
だからこそ、なぜそのような制度を企画し、導入しようとしているのかという目的や背景を丁寧にメンバーに伝えないと形だけの制度になってしまいあまり活用されなかったり、社内の不満を生んでしまったりすることが起きます。
また人事の仕事は誰にでもわかりやすい結果が出るわけではなかったり、実行したことの効果が先にならないと見えないといったことがよくあります。ですので、人事が取り組んでいること、取り組もうとしていることの目的や意味をきちんと説明しないと、「人事のやっていることって意味あるの?」「それやってどんな効果があるの?」などと思われてしまいかねません。
ですので、人事の仕事は意図のやりとりでできていると言っても過言ではないと私は思っていますし、だからこそメンバーにも繰り返し意図のやりとりをしようと言い続けています。
そして、意図のやりとりは人事の仕事に限らず、無駄がなく、効率的で、余計なストレスを生まない仕事をする上で大事なことだと思っていますので、Antwayの文化として根付かせていきたいなと思っています。
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当社はバリューのひとつに「OPEN:臆さない・おもねらない環境をつくり、最高のをつくる」を掲げています。意図のやりとりは最高の集合知を作る上でも大事なことだと思うので、Antwayのカルチャーにも合致したものと捉えています。
さらにAntwayの組織としての強みは合理性だと考えているのですが、意図のやりとりをすることほど合理的なコミュニケーションはないと思っているので、やはり当社にマッチするスタイルだとも思います。
この記事を通じて、私が仕事で大事にしている「意図のやりとり」、そして私が人事の責任者の立場でAntwayをどんな組織にしていきたいと考えているのかの一端をご理解いただけたら嬉しいですし、Antwayで是非働きたいと思っていただける方がひとりでもいらっしゃったらありがたいです。
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