「拡張するファッション」ではファッションを、日々、生きるエネルギーととらえています。有機野菜が産地と欲しい人の間で循環していくように、価値観を共有できる服のつくり手と着る人のネッ…
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ローカルからコミュニケーションをひらくセレクトショップ:「拡張するファッション演習」フォーラム「循環する社会へ」(浦安藝大)
フォーラム「循環する社会へ」
2023年10月27日、各地でセレクトショップを営むオーナー3名をお迎えして、「衣服とファッションをつくる人・売る人・着る人の循環」について考えるためのフォーラムが開催された。
ファッションにおける「循環」というと環境負荷の高いアパレル産業の実情を考える会のように聞こえるが、今回の内容はそうではなく「衣服を媒介にした、人と人とのつながり=循環」について考える好機と
Activity Blanketから遊びとケアの装いを考える:「拡張するファッション演習」BIOTOPEレクチャー&ワークショップ(浦安藝大)
林央子+BIOTOPE「あそびを装う」
2023年10月20日、アーティスト・ユニットBIOTOPEによるレクチャーとワークショップが開催された。
まず、BIOTOPEの自己紹介プレゼンとして、彼らの制作してきた空気で膨らむ服、小物、リサイクルダウンなどもを使用した着脱可能な小物などが紹介された。彼らのテーマは「ウェアラブル・トイ」であり、彼らはこれらの作品で、欧州最大のコンペティション「IT
「利他的な編集」としてのファッション:「拡張するファッション演習」初回レクチャー所感(浦安藝大)
浦安藝大「拡張するファッション演習」
2023年8月26日、「拡張するファッション演習」初回レクチャーが開催された。ディレクターに美術家・西尾美也、キュレーターに著述家・林央子、リサーチャーにファッション研究をオルタナティブな視点から考察しようとする私(安齋詩歩子)がメンバーに集まった。本演習はレクチャー&ワークショップの形式で10月から11月(12月)まで実施されるもので、「浦安藝大」という浦