【図解】図書館のタイムラグ
気になる本を見つけてから読み始めるまで、
図書館だとタイムラグが大きくなりがちです。
図書館がその本を入荷するまで、
予約してから自分の番が来るまで、
自分の番が来てから受け取る(いつも土曜日)までと、
複数のタイムラグが発生します。
特に新刊・人気本など、
書店で平置きされているような本は、
予約多数で数十人待ちの状況も珍しくありません。
たとえば、
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
がそろそろ来ますが、現在 50人待ち。
市内に 2冊蔵書されているので、今予約を入れると
50人÷2冊×2週間=50週間後、
だいたい 1年後に受け取れる計算になります。
読書の秋(2025) の 1冊に、いかがでしょうか。
こんな具合で、予約多数の本は、
読めるタイミングを自分でコントロールできず、
しかもそのタイミングを逃すとしばらく読めなくなる、
といった状態になります。
図書館から本を受け取れるタイミングを確認しつつ、
予約が少ない本を間に挟んでみたり、
重い本と軽い本を組み合わせてみたり、
色々と工夫するようになりました。
ムダに洗練された図書館マネジメント術。
自分の時間の使い方についても、
図書館の状況を考慮して計画を立てています。
新しい本が来るのでインプット(読書) 重視、
来なさそうなのでアウトプット(まとめ) 重視、
といった具合です。
逆に、電車移動で本を読むタイミングが多いから
すぐに借りられる本を借りておくなど、
他の予定を考慮して図書館の予約を入れることも。
図書館を賢く利用しようとした結果、
何か月か先の状況をイメージして
今の行動をコントロールする習慣が身に着きました。
アクションから満足感を得るまで(予約→読書)に
タイムラグがあるモノといえば、
株式投資(購入→配当・優待) も挙げられます。
図書館の予約や株式投資で
「未来の今ここ」をつくる時間を設けることで、
「今ここ」の満足感も高まっている気がします。